春の野草をマルケの薄焼きパン、クロストロと食む🎵
皆さんこんにちは!
朝晩は冷え込みますが、お天気の良い日中はポカポカ陽気のマルケの田舎。
こんな日は、ちょっくら野に出て野草を摘んでくるのにピッタリ!スーパーへ買い物に行く代わりに、野原で食べられる野草摘みを楽しむのは、いい運動にもなるし、食材も調達出来ます😊
我が家から数分車を走らせれば、すぐにこんなマルケらしい丘の連なりに出会えます。
美味しい空気ときれいな景色を楽しみながら、常備している篭とナイフを持ってテクテク。
野を歩くと、普段は雑草と思い込んでいるものでも知識さえあれば、食べられるものが沢山あるんです。
これはオニノゲシ。春の野草の代表格の1つです🎵
思えばこの田舎に引っ越してきて約10年。はじめのうちは野に出てちょこちょこ何か摘んでいるイタリアおばちゃんたちを見ながら、一体何を摘んでいるのだろうと思ったものですが、少しずつおばちゃんたちにくっついて摘みに行くようになり、随分たくさんの種類の野草やそれらを使ったレシピを覚えました💓
こんな茂みにも、食べられる野草が沢山と思うとワクワクします🎵😆
この日収穫したのは主にこの3種類。
セイヨウヒナゲシ、オニノゲシ、和名では見つからなかった、イタリア語でAspraggineという野草の若葉。
へえ~、イタリア料理と野草??
と不思議に思われる方も多いかも知れませんが、古くは修道院のレシピから、農家の郷土料理のレシピにまで、薬草(オフィシナル)や野草は実は幅広く利用されていたんです。もちろん農家では大勢の家族にいかにして栄養価がありかつ経済的な食材を求めた時に、野に出ればいくらでも足元にあった野草たちは、とても重宝されていたはず。それらを食文化に刷り混んで行き、食文化の1つとして残ったと言えるでしょう🎵
こちらはネトル(セイヨウイラクサ)を生地に練り混んだ詰め物パスタ、カッペラッチ。私の大得意の手打ちパスタです。
ふんわり香る野草の香りとリコッタチーズのデリケートな組み合わせは絶品です!
さて、この日収穫した野草はよく洗い蒸したあと、ニンニクと。オリーブオイルでソテーに。
一番オーソドックスな調理方法と言えます。
まずは下の部分に切り込みを入れて均等に火が通るようにします。
春先の柔らかい野草であれば蒸すことをお勧めします。
栄養も逃げませんし、香りもしっかりと残ります。
蒸し上がった野草を刻んだニンニク、オリーブオイルと一緒にソテーに。
そしてこのソテーが何より合うのが、以前マンマのレシピでも紹介させていただいた、ラードを練り混んだ薄焼きの渦巻きパン、クロストロ。
豚の解体が終わったばかりでたっぷり新鮮なラードがあるので、早速仕込みです!
ぐるぐるに巻いた生地を休ませて、丸く伸ばし、鉄板で色よく焼いて….
そしてこちらもマイ豚さんの美味しいサルシッチャをじゅ~っと焼いて💓🐷
熱々のうちに、クロストロに野草のソテーと一緒に挟んでかぶりつきます!!
これはマルケ北部を旅する時には絶対に食さなければいけない1品。私のソウルフードと言っても過言ではありません🎵
そう言えば、2年前にアレンジした、”マルケで春の野草を楽しむ”というレアな旅に参加してくださった皆さんの為に作った小冊子。出来るだけ分かりやすく楽しく野草摘みをしてもらえるように用意したのですが、この年の春は例年よりも1ヶ月ほど前倒しで気温が上がり、5月の末に皆さんがいらっしゃった時には野草は既に夏草と化していたので一緒に摘むのが叶わなかった…という切ないエピソード。でもきちんと4月一杯皆さんの分を摘んで、下処理しておきました。
ボリジやダンデライオンなど、日本でもお馴染みのものから、あまり知られていないシラタマソウなどなど💓編集していても楽しかったです。
誰かマルケで一緒に野草摘みをして、お料理しませんか??😉🌿☘🍀
朝晩は冷え込みますが、お天気の良い日中はポカポカ陽気のマルケの田舎。
こんな日は、ちょっくら野に出て野草を摘んでくるのにピッタリ!スーパーへ買い物に行く代わりに、野原で食べられる野草摘みを楽しむのは、いい運動にもなるし、食材も調達出来ます😊
我が家から数分車を走らせれば、すぐにこんなマルケらしい丘の連なりに出会えます。
美味しい空気ときれいな景色を楽しみながら、常備している篭とナイフを持ってテクテク。
野を歩くと、普段は雑草と思い込んでいるものでも知識さえあれば、食べられるものが沢山あるんです。
これはオニノゲシ。春の野草の代表格の1つです🎵
思えばこの田舎に引っ越してきて約10年。はじめのうちは野に出てちょこちょこ何か摘んでいるイタリアおばちゃんたちを見ながら、一体何を摘んでいるのだろうと思ったものですが、少しずつおばちゃんたちにくっついて摘みに行くようになり、随分たくさんの種類の野草やそれらを使ったレシピを覚えました💓
こんな茂みにも、食べられる野草が沢山と思うとワクワクします🎵😆
この日収穫したのは主にこの3種類。
セイヨウヒナゲシ、オニノゲシ、和名では見つからなかった、イタリア語でAspraggineという野草の若葉。
へえ~、イタリア料理と野草??
と不思議に思われる方も多いかも知れませんが、古くは修道院のレシピから、農家の郷土料理のレシピにまで、薬草(オフィシナル)や野草は実は幅広く利用されていたんです。もちろん農家では大勢の家族にいかにして栄養価がありかつ経済的な食材を求めた時に、野に出ればいくらでも足元にあった野草たちは、とても重宝されていたはず。それらを食文化に刷り混んで行き、食文化の1つとして残ったと言えるでしょう🎵
こちらはネトル(セイヨウイラクサ)を生地に練り混んだ詰め物パスタ、カッペラッチ。私の大得意の手打ちパスタです。
ふんわり香る野草の香りとリコッタチーズのデリケートな組み合わせは絶品です!
さて、この日収穫した野草はよく洗い蒸したあと、ニンニクと。オリーブオイルでソテーに。
一番オーソドックスな調理方法と言えます。
まずは下の部分に切り込みを入れて均等に火が通るようにします。
春先の柔らかい野草であれば蒸すことをお勧めします。
栄養も逃げませんし、香りもしっかりと残ります。
蒸し上がった野草を刻んだニンニク、オリーブオイルと一緒にソテーに。
そしてこのソテーが何より合うのが、以前マンマのレシピでも紹介させていただいた、ラードを練り混んだ薄焼きの渦巻きパン、クロストロ。
豚の解体が終わったばかりでたっぷり新鮮なラードがあるので、早速仕込みです!
ぐるぐるに巻いた生地を休ませて、丸く伸ばし、鉄板で色よく焼いて….
そしてこちらもマイ豚さんの美味しいサルシッチャをじゅ~っと焼いて💓🐷
熱々のうちに、クロストロに野草のソテーと一緒に挟んでかぶりつきます!!
これはマルケ北部を旅する時には絶対に食さなければいけない1品。私のソウルフードと言っても過言ではありません🎵
そう言えば、2年前にアレンジした、”マルケで春の野草を楽しむ”というレアな旅に参加してくださった皆さんの為に作った小冊子。出来るだけ分かりやすく楽しく野草摘みをしてもらえるように用意したのですが、この年の春は例年よりも1ヶ月ほど前倒しで気温が上がり、5月の末に皆さんがいらっしゃった時には野草は既に夏草と化していたので一緒に摘むのが叶わなかった…という切ないエピソード。でもきちんと4月一杯皆さんの分を摘んで、下処理しておきました。
ボリジやダンデライオンなど、日本でもお馴染みのものから、あまり知られていないシラタマソウなどなど💓編集していても楽しかったです。
誰かマルケで一緒に野草摘みをして、お料理しませんか??😉🌿☘🍀