マルケで楽しむトリュフ狩り&バロックの晩餐会🌹
皆さんこんにちは!
クリスマスも無事に終わり、我が家はマンマのレシピでも紹介させていただいたカペレッテイ•イン•ブロードを2日かけて仕込み、25日のランチで美味しくいただきました💓皆さんはどんなお料理を作られましたか?
今年の仕事を振り返り、マルケらしさがあり特に喜んでもらえた内容だったかを考えていたのですが、11月にアレンジさせていただいた、”トリュフ狩り体験と、採れたトリュフでいただく晩餐”というのがとても好評でしたので、その様子をご紹介いたします。🎵
マルケの冬の大切な食材である白トリュフ。私の住む村から3分程の所に、マルケ州のトリュフの聖地•アクアラーニャがあり、10月末から11月にかけてトリュフ祭りが開かれます。
産地だけあって地元の友人知人はトリュフハンターばかり。お仕事でしている人もいれば趣味でする人もいたりと様々。でもトリュフ狩りと一言で言っても、トリュフが育つ環境を見極めることはもちろん、香りを辿ってトリュフを見つけてくれる犬を調教するのが何よりも大変なんだとか。
どの犬でもいいと言う訳ではなく、向き不向きや犬の性格、雄か雌かによっても出来は様々。中にはとても優秀だったので地元の伝説に残るワンチャンもいます。
トリュフは土の中でいつも香っているのではなく、熟した時に最高の香りを放つもの。気温や降雨量に左右されたり、良いタイミングを逃して森の動物たちに食べられてしまったり…探しに行けば見つかる、というものでもないんです。
さて、それではどのようにトリュフな1日を過ごしたか、追ってみましょう🎵。
この日来てくれたのは、プロのハンターさん、アレッサンドロ。朝早く山に入り、穴場を案内してくれました😊!
霧雨のような朝でしたが、どんどんと山へ入って行きました。
結構歩いたころ、原っぱのような開けた所で、ワンチャンたちがそわそわし始め、何かを嗅ぎ付けたような雰囲気が…。
それらしき場所を見つけてアレッサンドロがトリュフを掘る道具で丁寧に穴を掘ります。何か出てくるかな?!
おお!小さいけれども白トリュフが見つかりました!
いい香りが手のひらから広がります🎵皆さんからも歓声が💓
2時間ほどかけて、白と黒のトリュフがいくつか見つかりました。
収穫されたトリュフは、採れたてホヤホヤがそのまま餐のメニューに変身します!新鮮さからくる香りが勝負のトリュフを味わうには一番の方法です。
このイベントは、お客様が宿泊されたマルケ北部のウルバーニアという街がウルビーノのモンテフェルトロ家が、狩猟を楽しむための地域として別荘を構えて休暇を楽しんでいたことから、ルネッサンスからバロック時代に作られていたお料理を、トリュフとジビエというテーマで再現し、音楽と共に楽しんで貰おうという粋な企画。
隣接するモンテフェルトロ家の別荘、バルコも風格があって素敵です。
綺麗にセッテイングされたテーブルに、マンマの。レシピでもお馴染みのフランチェスカさんのお料理が並びます。
バロック音楽の調べを楽しみながらホールにはいい香りが漂い…
惜しみ無く各自のお皿にトリュフがスライスされます😋!
トリュフの香りが漂うタルタルや..
ポルチーニとトリュフのポタージュ、
キジ肉の詰め物のトルテッローニなど..美味しい料理を堪能していただきました🎵
貴族の晩餐を再現した夕食会は蝋燭の光に照らされて幕を閉じました💓
このように、テーマのある食を楽しむ良さも、イタリアの歴史の一部を知る良さであり、旅の醍醐味であるのでは、と思います。
来年も、マルケの色々な旅の楽しみ方をご紹介できるように頑張りますね🎵💪。
皆さんもどうぞ良い新年をお迎えください~!
クリスマスも無事に終わり、我が家はマンマのレシピでも紹介させていただいたカペレッテイ•イン•ブロードを2日かけて仕込み、25日のランチで美味しくいただきました💓皆さんはどんなお料理を作られましたか?
今年の仕事を振り返り、マルケらしさがあり特に喜んでもらえた内容だったかを考えていたのですが、11月にアレンジさせていただいた、”トリュフ狩り体験と、採れたトリュフでいただく晩餐”というのがとても好評でしたので、その様子をご紹介いたします。🎵
マルケの冬の大切な食材である白トリュフ。私の住む村から3分程の所に、マルケ州のトリュフの聖地•アクアラーニャがあり、10月末から11月にかけてトリュフ祭りが開かれます。
産地だけあって地元の友人知人はトリュフハンターばかり。お仕事でしている人もいれば趣味でする人もいたりと様々。でもトリュフ狩りと一言で言っても、トリュフが育つ環境を見極めることはもちろん、香りを辿ってトリュフを見つけてくれる犬を調教するのが何よりも大変なんだとか。
どの犬でもいいと言う訳ではなく、向き不向きや犬の性格、雄か雌かによっても出来は様々。中にはとても優秀だったので地元の伝説に残るワンチャンもいます。
トリュフは土の中でいつも香っているのではなく、熟した時に最高の香りを放つもの。気温や降雨量に左右されたり、良いタイミングを逃して森の動物たちに食べられてしまったり…探しに行けば見つかる、というものでもないんです。
さて、それではどのようにトリュフな1日を過ごしたか、追ってみましょう🎵。
この日来てくれたのは、プロのハンターさん、アレッサンドロ。朝早く山に入り、穴場を案内してくれました😊!
霧雨のような朝でしたが、どんどんと山へ入って行きました。
結構歩いたころ、原っぱのような開けた所で、ワンチャンたちがそわそわし始め、何かを嗅ぎ付けたような雰囲気が…。
それらしき場所を見つけてアレッサンドロがトリュフを掘る道具で丁寧に穴を掘ります。何か出てくるかな?!
おお!小さいけれども白トリュフが見つかりました!
いい香りが手のひらから広がります🎵皆さんからも歓声が💓
2時間ほどかけて、白と黒のトリュフがいくつか見つかりました。
収穫されたトリュフは、採れたてホヤホヤがそのまま餐のメニューに変身します!新鮮さからくる香りが勝負のトリュフを味わうには一番の方法です。
このイベントは、お客様が宿泊されたマルケ北部のウルバーニアという街がウルビーノのモンテフェルトロ家が、狩猟を楽しむための地域として別荘を構えて休暇を楽しんでいたことから、ルネッサンスからバロック時代に作られていたお料理を、トリュフとジビエというテーマで再現し、音楽と共に楽しんで貰おうという粋な企画。
隣接するモンテフェルトロ家の別荘、バルコも風格があって素敵です。
綺麗にセッテイングされたテーブルに、マンマの。レシピでもお馴染みのフランチェスカさんのお料理が並びます。
バロック音楽の調べを楽しみながらホールにはいい香りが漂い…
惜しみ無く各自のお皿にトリュフがスライスされます😋!
トリュフの香りが漂うタルタルや..
ポルチーニとトリュフのポタージュ、
キジ肉の詰め物のトルテッローニなど..美味しい料理を堪能していただきました🎵
貴族の晩餐を再現した夕食会は蝋燭の光に照らされて幕を閉じました💓
このように、テーマのある食を楽しむ良さも、イタリアの歴史の一部を知る良さであり、旅の醍醐味であるのでは、と思います。
来年も、マルケの色々な旅の楽しみ方をご紹介できるように頑張りますね🎵💪。
皆さんもどうぞ良い新年をお迎えください~!