南国カラブリア州でスキー・スキー
南国のイメージが強いカラブリア州内には、実は4つの大きな(?)スキー場があります。
私の住むコゼンツァ(Cosenza)から近いのはシラ国立公園内の3つのスキー場で、それぞれカミリアテッロ(Camigliatello)、ロリーカ(Lorica)、ヴィラッジョパルンボ(Villaggio Palumbo)と、地名を取って呼ばれています。
以前はさらにもう1軒のスキー場があったのですが・・いろいろあって休業中(涙
今年は積雪に恵まれ、カミリアテッロとヴィラッジョパルンボはすでにオープン。ロリーカは技術的なチェックが済み次第オープンの予定。
先日滑りに行ってきた、カミリアテッロの様子をお伝えします。
カラブリア州最大規模、といっても山の頂上からの2本のゲレンデしかありません。赤は中級者用、青は初級者用のゲレンデ。
イタリアの初級者ゲレンデは、日本の中級レベル程度だと思って間違いないと思います。たまーに斜度のきつい場所もあるので、超初心者さんはご注意を。
それぞれ約2キロ程度の長さなので、ゲレンデ途中にお休み処はありません。。。
頂上のゴンドラを降りたところに小さなレストランがあります。
この日はガスっていましたが、天気の良い日だと山の反対側も見渡せるビュースポットに位置していて、ここのホットココアを飲みに、わざわざゴンドラ使って登ってくる人たちもいる人気レストランです。
スキー場があると言っても、カラブリア州内のスキー人口はさほど多くありません。このレストランも「雪が降ったからお散歩に♪」な訪問者が多いんだとか。
ちなみにこのゴンドラは夏場も営業していて、特に8月はシラ国立公園内でピクニックをする人たちで混雑します。
ゴンドラで一気に頂上まで登り、滑り降りる形のゲレンデデザイン。
初級と中級ゲレンデが途中何か所かでクロスします。
シラ国立公園ならではの、ほぼ全域が林間コースになっているけれど、幅が狭いところは少ない滑りやすいゲレンデです。
雪が降ったらオープンして、雪が溶けたらクローズする。
そんなユルイ営業ですが、州内最大規模・南伊でも大規模スキー場の部類に入るため、プーリア州やシチリアからも人が押し寄せるそうです。
そもそも、こんな南国で滑れること自体がスゴイらしい。
コゼンツァ(Cosenza)の人にとっては家から車で約30分の「ウチの裏山スキー場」で、これから始まる冬休み中はスキースクールに通う地元のちびっ子で賑わいます。
レンタルスキーやスキーレッスンも、色々サービスが悪いカラブリア州のわりに充実(笑。
ウェアのレンタルはないけれど、ゴーグル・ヘルメット・ブーツ・スキー(もしくはスノーボード)のレンタルはどのショップでも可能です。
スキー教室は各社がチケット売り場前にて受付をしていて、認定資格を持つ先生たちのレッスンを受けられます。クリスマス休暇期間中は要予約。
雪遊びスペースやソリ貸出も行っているので、ちょっとした雪遊びも可能です♪
北部イタリアのスキー場と違い、寒い日でも-10℃くらいまでしか気温が下がりません。ちなみに、先日滑りに行った際のゲレンデ平均気温は約2℃でした。で、コゼンツァに戻ってきたら13℃だったという(笑
南国カラブリア州で、まさかの雪遊び。コゼンツァの人にとっては当たり前の光景ですが・・・確かに南伊の他の地域からしたら、雪があったらの超限定体験ですね。
シーズンは2月下旬頃まで。雪があれば3月でもオープンしています。
コゼンツァ市からバスも出ていますが、車での移動が便利です。路面はしっかり除雪してあるのでチェーンを掛ける必要はありませんが、冬用タイヤは必須。南伊では冬用タイヤを標準装備している車が少ないので、車を借りる際に必ず確認してください。
カミリアテッロスキー場/ARSAC(☆)
カミリアテッロ村から車で3分。(村内に道路標示あり)
・半日券17€~
・1日券25€~
・1回券4€~
週末・祝祭日は値段が上がります。
駐車場無料
私の住むコゼンツァ(Cosenza)から近いのはシラ国立公園内の3つのスキー場で、それぞれカミリアテッロ(Camigliatello)、ロリーカ(Lorica)、ヴィラッジョパルンボ(Villaggio Palumbo)と、地名を取って呼ばれています。
以前はさらにもう1軒のスキー場があったのですが・・いろいろあって休業中(涙
今年は積雪に恵まれ、カミリアテッロとヴィラッジョパルンボはすでにオープン。ロリーカは技術的なチェックが済み次第オープンの予定。
先日滑りに行ってきた、カミリアテッロの様子をお伝えします。
カラブリア州最大規模、といっても山の頂上からの2本のゲレンデしかありません。赤は中級者用、青は初級者用のゲレンデ。
イタリアの初級者ゲレンデは、日本の中級レベル程度だと思って間違いないと思います。たまーに斜度のきつい場所もあるので、超初心者さんはご注意を。
それぞれ約2キロ程度の長さなので、ゲレンデ途中にお休み処はありません。。。
頂上のゴンドラを降りたところに小さなレストランがあります。
この日はガスっていましたが、天気の良い日だと山の反対側も見渡せるビュースポットに位置していて、ここのホットココアを飲みに、わざわざゴンドラ使って登ってくる人たちもいる人気レストランです。
スキー場があると言っても、カラブリア州内のスキー人口はさほど多くありません。このレストランも「雪が降ったからお散歩に♪」な訪問者が多いんだとか。
ちなみにこのゴンドラは夏場も営業していて、特に8月はシラ国立公園内でピクニックをする人たちで混雑します。
ゴンドラで一気に頂上まで登り、滑り降りる形のゲレンデデザイン。
初級と中級ゲレンデが途中何か所かでクロスします。
シラ国立公園ならではの、ほぼ全域が林間コースになっているけれど、幅が狭いところは少ない滑りやすいゲレンデです。
雪が降ったらオープンして、雪が溶けたらクローズする。
そんなユルイ営業ですが、州内最大規模・南伊でも大規模スキー場の部類に入るため、プーリア州やシチリアからも人が押し寄せるそうです。
そもそも、こんな南国で滑れること自体がスゴイらしい。
コゼンツァ(Cosenza)の人にとっては家から車で約30分の「ウチの裏山スキー場」で、これから始まる冬休み中はスキースクールに通う地元のちびっ子で賑わいます。
レンタルスキーやスキーレッスンも、色々サービスが悪いカラブリア州のわりに充実(笑。
ウェアのレンタルはないけれど、ゴーグル・ヘルメット・ブーツ・スキー(もしくはスノーボード)のレンタルはどのショップでも可能です。
スキー教室は各社がチケット売り場前にて受付をしていて、認定資格を持つ先生たちのレッスンを受けられます。クリスマス休暇期間中は要予約。
雪遊びスペースやソリ貸出も行っているので、ちょっとした雪遊びも可能です♪
北部イタリアのスキー場と違い、寒い日でも-10℃くらいまでしか気温が下がりません。ちなみに、先日滑りに行った際のゲレンデ平均気温は約2℃でした。で、コゼンツァに戻ってきたら13℃だったという(笑
南国カラブリア州で、まさかの雪遊び。コゼンツァの人にとっては当たり前の光景ですが・・・確かに南伊の他の地域からしたら、雪があったらの超限定体験ですね。
シーズンは2月下旬頃まで。雪があれば3月でもオープンしています。
コゼンツァ市からバスも出ていますが、車での移動が便利です。路面はしっかり除雪してあるのでチェーンを掛ける必要はありませんが、冬用タイヤは必須。南伊では冬用タイヤを標準装備している車が少ないので、車を借りる際に必ず確認してください。
カミリアテッロスキー場/ARSAC(☆)
カミリアテッロ村から車で3分。(村内に道路標示あり)
・半日券17€~
・1日券25€~
・1回券4€~
週末・祝祭日は値段が上がります。
駐車場無料