ストレーガ賞（イタリア文学界の最高峰）受賞作・パヴェーゼの名作が待望の映画化。思春期から大人へ 繊細な感情が交差する瑞々しい青春ドラマを描いた『美しい夏』は、8月1日（金）よりYEBISU GARDEN CINEMA、シネスイッチ銀座、アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開となります。今回は、全国の主要映画館でご使用いただけるこの映画の鑑賞券（ムビチケオンライン券）をプレゼントいたします！

■作品紹介

― あの頃はいつもお祭りだった ―
思春期から大人へ ― 繊細な感情が交差する瑞々しい青春ドラマ

イタリア文学界を代表する巨匠チェーザレ・パヴェーゼが1940年に執筆し、長く読み継がれて来た代表作『美しい夏』を、繊細な映像美と情緒的な語り口で知られるイタリアの女性監督ラウラ・ルケッティが映画化。自身が若い頃に出会って以来、心に残り続けて来た傑作小説を、物語のベースはそのままに、現代の観客がより近しさを覚える感覚・感性を各登場人物に吹き込み、青春の輝きと残酷さを見事に捉えた瑞々しい珠玉作です。

思春期真っただ中のジーニアと、既に自立した女性としてたくましく生きるアメーリアの2人が、互いの姿に自分の未来／過去を映しながら、徐々に惹かれ合っていく

1938年、田舎からトリノに出て来て、お針子として洋裁店で働く16歳の少女ジーニアは、３つ年上の美しく自由なアメーリアと出会う。画家のモデルをする彼女によって芸術家たちが集う新たな世界への扉を開かれ、ジーニアは大人の階段を上り始めるのだが――。

果たしてジーニアが掴み取る人生、恋、アイデンティティ、自分自身の幸せとは――。第2次世界大戦が始まる直前のイタリア・トリノを舞台に、傷つきながらも真実の愛と人生を模索する2人の女性の物語。
30～40年代のトリノに誘うような色味、その映像も本作の見どころです。