とんがり屋根からはじめまして!
イタリア好きの皆様、はじめまして!
プーリア州在住のケイコ ソリーノです。
有難いご縁をいただき、これからプーリア州についてご紹介していきます。
プーリア州と聞いてピンッとくる人はそう多くないかもしれませんが、
南イタリアにある、2つの海に囲まれた白い町並みが広がる州です。
イタリア国内やヨーロッパでは、リゾート地として人気があり、
特に海水浴シーズンには世界中から人々が集まります。
イタリアの最東端に位置し、南北に細長いこの土地には、
町ごとにいろいろな魅力がぎゅっと詰まっています。
州北部は山とは呼べないくらいの小高い丘が連なり、今でも放牧業を営む人々が暮らす地域。
世界遺産としては「フォレスタ・ウンブラ」という広大な森や、
天使が降り立った洞窟が教会になった「聖ミケーレ聖所記念堂」があります。
中部は州都のバーリを中心に経済と商業の中心地で、
とんがり屋根が広がる「アルベロベッロ」、
八角形のお城「カステル・デル・モンテ」が観光名所として有名です。
南部は、日本でもファンが多いバロック建築の町レッチェを筆頭に、
アッピア街道の終点である港町ブリンディジや
イタリア最東端の海の町オートラントがあります。
都市と呼べる規模の町は少なく、ほとんどが田舎町で、
素朴でありながら、笑いあり、涙ありの人情味あふれる日々を送る
プリエーゼ(プーリア人)が暮らしています。
尚、平野がたくさんあり畑が作りやすいため、プーリア州で一番の産業といえば「農業」。
中でもトマトやパスタの原料になる硬質小麦、オリーブの生産量はイタリアでも随一。
ぶどうの生産量も上位です。
プーリア州の食卓にならぶ家庭料理は、これらの食材を使った
あっさりした味付けのものが多く、特に野菜料理が多いことが特徴です。
ざっと有名な郷土料理をご紹介すると、、、
ソラマメのピューレに苦みのある青菜チコリを合わせた「Fave e Cicorie」(写真下)、
丸い形のオレッキエッテ(パスタ)に菜の花に似た野菜ラーパを合わせた
「Orecchiette con le cime di rapa」、
スペイン統治時代の名残であるプーリア版パエリア「Riso Patate e Cozze」、
半月型の揚げピザ「panzerotti」など。
さらに、プーリアに来て驚くのが、レストランで登場する前菜の数!
どのレストランでも、前菜を注文すると5品から12品ほどが盛合わせで登場します。
小食の人なら前菜だけでお腹がいっぱいになるかもしれませんね。
食の話題になると、ついつい話が長くなりますが、
私個人についても少し自己紹介を。
東京都出身。大学卒業後、広告業界に6年ほど身を置いてました。
業界トップのグループで昼夜問わず仕事に追われる日々を過ごし、
「このままでは人生がもったいない」と感じて金融コンサル会社に転職。
その後、有休を利用してフィレンツェ通いを繰り返し、
将来、日本でイタリア人専門の旅行代理店を開く夢を持っていました。
そのための準備として、ボランティアで東京の観光ガイドをしていた矢先、
アテンドしたイタリア人がもたらした不思議なご縁でプーリア人の夫と結婚。
2012年からプーリア州で暮らしています。
現在は、世界遺産アルベロベッロで会社員をする傍ら、
2013年にはじめた「南イタリアチーズ&料理教室」で
日本からのお客様を休日におもてなししています。
次回からは、私の愛するプーリア州について少しずつご紹介していきます。
この州のファンが増えることを願って、最初の投稿はこれで終わります。
これからどうぞよろしくお願いします。
プーリア州在住のケイコ ソリーノです。
有難いご縁をいただき、これからプーリア州についてご紹介していきます。
プーリア州と聞いてピンッとくる人はそう多くないかもしれませんが、
南イタリアにある、2つの海に囲まれた白い町並みが広がる州です。
イタリア国内やヨーロッパでは、リゾート地として人気があり、
特に海水浴シーズンには世界中から人々が集まります。
イタリアの最東端に位置し、南北に細長いこの土地には、
町ごとにいろいろな魅力がぎゅっと詰まっています。
州北部は山とは呼べないくらいの小高い丘が連なり、今でも放牧業を営む人々が暮らす地域。
世界遺産としては「フォレスタ・ウンブラ」という広大な森や、
天使が降り立った洞窟が教会になった「聖ミケーレ聖所記念堂」があります。
中部は州都のバーリを中心に経済と商業の中心地で、
とんがり屋根が広がる「アルベロベッロ」、
八角形のお城「カステル・デル・モンテ」が観光名所として有名です。
南部は、日本でもファンが多いバロック建築の町レッチェを筆頭に、
アッピア街道の終点である港町ブリンディジや
イタリア最東端の海の町オートラントがあります。
都市と呼べる規模の町は少なく、ほとんどが田舎町で、
素朴でありながら、笑いあり、涙ありの人情味あふれる日々を送る
プリエーゼ(プーリア人)が暮らしています。
尚、平野がたくさんあり畑が作りやすいため、プーリア州で一番の産業といえば「農業」。
中でもトマトやパスタの原料になる硬質小麦、オリーブの生産量はイタリアでも随一。
ぶどうの生産量も上位です。
プーリア州の食卓にならぶ家庭料理は、これらの食材を使った
あっさりした味付けのものが多く、特に野菜料理が多いことが特徴です。
ざっと有名な郷土料理をご紹介すると、、、
ソラマメのピューレに苦みのある青菜チコリを合わせた「Fave e Cicorie」(写真下)、
丸い形のオレッキエッテ(パスタ)に菜の花に似た野菜ラーパを合わせた
「Orecchiette con le cime di rapa」、
スペイン統治時代の名残であるプーリア版パエリア「Riso Patate e Cozze」、
半月型の揚げピザ「panzerotti」など。
さらに、プーリアに来て驚くのが、レストランで登場する前菜の数!
どのレストランでも、前菜を注文すると5品から12品ほどが盛合わせで登場します。
小食の人なら前菜だけでお腹がいっぱいになるかもしれませんね。
食の話題になると、ついつい話が長くなりますが、
私個人についても少し自己紹介を。
東京都出身。大学卒業後、広告業界に6年ほど身を置いてました。
業界トップのグループで昼夜問わず仕事に追われる日々を過ごし、
「このままでは人生がもったいない」と感じて金融コンサル会社に転職。
その後、有休を利用してフィレンツェ通いを繰り返し、
将来、日本でイタリア人専門の旅行代理店を開く夢を持っていました。
そのための準備として、ボランティアで東京の観光ガイドをしていた矢先、
アテンドしたイタリア人がもたらした不思議なご縁でプーリア人の夫と結婚。
2012年からプーリア州で暮らしています。
現在は、世界遺産アルベロベッロで会社員をする傍ら、
2013年にはじめた「南イタリアチーズ&料理教室」で
日本からのお客様を休日におもてなししています。
次回からは、私の愛するプーリア州について少しずつご紹介していきます。
この州のファンが増えることを願って、最初の投稿はこれで終わります。
これからどうぞよろしくお願いします。