リグーリア州の魅力をギュッと凝縮した漁村、ボッカダッセ
イタリア北西部に位置するリグーリア州。
州都ジェノヴァを中心に、東西リヴィエラ海岸が広がる細長い地域だ。ミラノからもほど近いため、ミラネーゼたちは別荘を構え、休暇を過ごすためによく訪れる。
ジェノヴェーゼ達の憩いの場、ボッカダッセ
リグーリアは美しいチンクエテッレなどの世界遺産で知られているが、ジェノヴァから約3時間を要するため訪れるのを断念する人もいるかもしれない。
そんな時間がないけれど、チンクエテッレやポルトフィーノのような漁村を訪れたい方におすすめなのが、ジェノヴァ中心地から約4キロの場所にある小さな漁村、ボッカダッセ。
青い空、青い海、カラフルな家とおいしい郷土料理のすべてを短時間で満喫したい方におすすめの小さな入り江だ。
ボッカダッセは入り江の形から「ロバの口」(伊bocca di asse リグーリア語bocca d’azë)が語源となったのではないかと言われている。
西暦1000年に座礁したスペイン人の船乗りたちによってつくられた村で、今日まで漁村として栄えてきた。
プロムナード(遊歩道)沿いに建つ教会は、漁師や船乗り、難船の守護聖人であるパドヴァの聖アントニオの名前が付いていて「船乗りたちの教会」として親しまれた。
どこへカメラを向けても綺麗な写真が撮れるが、中でも特におすすめの撮影ポイントは2カ所。
一つ目は教会の側面にある、海へと突き出したテラスからの撮影(一枚目の写真)。パステルカラーの家並みと入り江が全て収まるベストポジションだ。
うっかり通り過ぎてしまう人もいるので、ぜひ忘れずに。
そしてもう一つは、地元の人に教えてもらった観光客にはあまり知られていない穴場ポイント。
浜辺からカラフルな家々の間の小径を登ると、さらに続く坂があり、そのまま登っていくと、突き当たりにベンチが並んでいる一角がある。ここから限りなく続く青い海が一望できるので、足腰の強い方は是非こちらもお忘れなく!
大変急な坂なので、特に下りの際は足元にお気をつけて。
ボッカダッセは小さいので小一時間でぐるっと周ることができる。せっかくなので散策後は地元料理を味わってみてはいかがだろう。
おいしい料理屋が軒を連ね、高級レストランからストリートフードまで食事に幅広い選択肢があるのもうれしい。
「リストランテ・カーポ・サンタ・キアラ」はミシュラン一つ星で国内に留まらず世界中から美食家が集う有名店。
ボッカダッセ1番のロケーションである岬の上から海を一望できるテラスでいただく料理は舌を巻くおいしさ。
種類豊富なおいしい地ワインとともに召し上がっていただきたい。
ストリートフードのおすすめは「ククッリ」。
ひよこ豆とマジョラム(または他の薬草)を発酵させた生地をふんわり揚げたおつまみで、さっぱりしたビールや白ワインに良く合う。お好みで塩を振ったら紙のコーンに入れてくれるのでプロムナードを歩きながら食べるのにもちょうど良い。
ボッカダッセへの行き方
ブリニョレ駅からは駅前バスロータリーの31番バスに乗り約15分。
また、中心地からは、デ・フェッラーリ広場近くのバス停から42番バスに乗り約20分、De Gaspari 2/Boccadasseという停留所で下車し海の方へ歩いて下っていくと到着。
※夏季は日中日陰がなく、海沿いを歩くことは危険なため、散歩をするなら午前か夕方がおすすめ。
日没や夜景も美しく、バスも遅くまで走っているので夕方からでも満喫できる。バス券の刻印はお忘れなく!
●名称:リストランテ・カーポ・サンタ・キアーラ(Ristorante Capo Santa Chiara)
●住所:Via Al Capo di Santa Chiara 69,16146 (GE)
●TEL:0107981571
●営:12:30〜14:30、19:30〜22:30
●休:月曜日
https://ristorantecaposantachiara.com/
州都ジェノヴァを中心に、東西リヴィエラ海岸が広がる細長い地域だ。ミラノからもほど近いため、ミラネーゼたちは別荘を構え、休暇を過ごすためによく訪れる。
そんな時間がないけれど、チンクエテッレやポルトフィーノのような漁村を訪れたい方におすすめなのが、ジェノヴァ中心地から約4キロの場所にある小さな漁村、ボッカダッセ。
青い空、青い海、カラフルな家とおいしい郷土料理のすべてを短時間で満喫したい方におすすめの小さな入り江だ。
ボッカダッセは入り江の形から「ロバの口」(伊bocca di asse リグーリア語bocca d’azë)が語源となったのではないかと言われている。
西暦1000年に座礁したスペイン人の船乗りたちによってつくられた村で、今日まで漁村として栄えてきた。
プロムナード(遊歩道)沿いに建つ教会は、漁師や船乗り、難船の守護聖人であるパドヴァの聖アントニオの名前が付いていて「船乗りたちの教会」として親しまれた。
どこへカメラを向けても綺麗な写真が撮れるが、中でも特におすすめの撮影ポイントは2カ所。
一つ目は教会の側面にある、海へと突き出したテラスからの撮影(一枚目の写真)。パステルカラーの家並みと入り江が全て収まるベストポジションだ。
うっかり通り過ぎてしまう人もいるので、ぜひ忘れずに。
そしてもう一つは、地元の人に教えてもらった観光客にはあまり知られていない穴場ポイント。
浜辺からカラフルな家々の間の小径を登ると、さらに続く坂があり、そのまま登っていくと、突き当たりにベンチが並んでいる一角がある。ここから限りなく続く青い海が一望できるので、足腰の強い方は是非こちらもお忘れなく!
大変急な坂なので、特に下りの際は足元にお気をつけて。
ボッカダッセは小さいので小一時間でぐるっと周ることができる。せっかくなので散策後は地元料理を味わってみてはいかがだろう。
おいしい料理屋が軒を連ね、高級レストランからストリートフードまで食事に幅広い選択肢があるのもうれしい。
「リストランテ・カーポ・サンタ・キアラ」はミシュラン一つ星で国内に留まらず世界中から美食家が集う有名店。
ボッカダッセ1番のロケーションである岬の上から海を一望できるテラスでいただく料理は舌を巻くおいしさ。
種類豊富なおいしい地ワインとともに召し上がっていただきたい。
ストリートフードのおすすめは「ククッリ」。
ひよこ豆とマジョラム(または他の薬草)を発酵させた生地をふんわり揚げたおつまみで、さっぱりしたビールや白ワインに良く合う。お好みで塩を振ったら紙のコーンに入れてくれるのでプロムナードを歩きながら食べるのにもちょうど良い。
また、中心地からは、デ・フェッラーリ広場近くのバス停から42番バスに乗り約20分、De Gaspari 2/Boccadasseという停留所で下車し海の方へ歩いて下っていくと到着。
※夏季は日中日陰がなく、海沿いを歩くことは危険なため、散歩をするなら午前か夕方がおすすめ。
日没や夜景も美しく、バスも遅くまで走っているので夕方からでも満喫できる。バス券の刻印はお忘れなく!
●名称:リストランテ・カーポ・サンタ・キアーラ(Ristorante Capo Santa Chiara)
●住所:Via Al Capo di Santa Chiara 69,16146 (GE)
●TEL:0107981571
●営:12:30〜14:30、19:30〜22:30
●休:月曜日
https://ristorantecaposantachiara.com/