ドロミティ歩き③ 見渡す限りのパノラマ広がる穴場、プエツ山群の頂へ
今までトレ・チーメ、セッラと紹介してきたドロミティ歩き。第三弾の今回はアルト・アディジェ地方、プエツ・オードレ自然公園に位置するプエツ山群から。知名度は低めですが、その分、人が少なめでゆったりと堪能できるのが嬉しいポイントです。
標高1,600mあたりの駐車場に車を置き、出発します。
最初のほうは緩やかな登りが続くため、マウンテンバイクで出かける観光客も見かけたほど。つまり、標高2,900m以上あるプエツ山頂にたどり着くには終盤、一気に登りがきつくなるということです。
途中、標高2,475m地点に山小屋があり、ここで引き返す人たちも多くいます。
しかしながら、我々が目指すのは頂上の2,918m。ビール片手に休憩している人たちを横目に、先を目指します。
ところで、気づきましたか?少し見えにくいですがこの道標、ところどころ3つの言語で記されているんです。といっても、英語はありません。イタリア語、アルト・アディジェ地方の公用語であるドイツ語。そしてもう1つは何でしょう??
『イタリア好き』50号をお読みになっていれば簡単かもしれませんね。
ラディン語です。
イタリア語に似ていたり、ドイツ語に似ていたり。でも、響きは柔らかくフランス語っぽいような。このラディン語は方言ではなく、れっきとした言語。地元の人たちの間では日常的に話され、少数言語保護の動きもあってドロミティ地域の至る所で表示されています。散策の折に探してみるのも醍醐味ですよ。
さて今回は天気にも恵まれ、ずっと見渡す限りの絶景。
※しばらくパノラマをお楽しみください※
ドロミティに慣れてくると、それぞれの岩山の形をなんとなく覚えてきて面白いもの。「向こうにセッラ山群が見える」とか「あれはサッソルンゴ山群だろう」などと、わかるようになってくるのです。
そして、頂上が近づき・・・さすが岩峰だけあって断崖が続きます。
下を覗いたらちょっと怖いくらい。でも、これがドロミティ登山の魅力なんですよね~
山頂に着くと!
真夏に行ったにもかかわらず、誰もおらず独り占め。
人気の高い山群ではなかなか起きないことなので、ちょっと特別感もありました。
なお、今回はヴェローナから日帰りしましたが、この登山口があるのはヴァル・ガルデーナという美しい谷。オルティゼイ、サンタ・クリスティーナ、セルヴァという3つの可愛らしい村があるため、計画の際はそこを拠点にして登山後の夜を過ごすのがオススメです。
標高1,600mあたりの駐車場に車を置き、出発します。
最初のほうは緩やかな登りが続くため、マウンテンバイクで出かける観光客も見かけたほど。つまり、標高2,900m以上あるプエツ山頂にたどり着くには終盤、一気に登りがきつくなるということです。
途中、標高2,475m地点に山小屋があり、ここで引き返す人たちも多くいます。
しかしながら、我々が目指すのは頂上の2,918m。ビール片手に休憩している人たちを横目に、先を目指します。
ところで、気づきましたか?少し見えにくいですがこの道標、ところどころ3つの言語で記されているんです。といっても、英語はありません。イタリア語、アルト・アディジェ地方の公用語であるドイツ語。そしてもう1つは何でしょう??
『イタリア好き』50号をお読みになっていれば簡単かもしれませんね。
ラディン語です。
イタリア語に似ていたり、ドイツ語に似ていたり。でも、響きは柔らかくフランス語っぽいような。このラディン語は方言ではなく、れっきとした言語。地元の人たちの間では日常的に話され、少数言語保護の動きもあってドロミティ地域の至る所で表示されています。散策の折に探してみるのも醍醐味ですよ。
さて今回は天気にも恵まれ、ずっと見渡す限りの絶景。
※しばらくパノラマをお楽しみください※
ドロミティに慣れてくると、それぞれの岩山の形をなんとなく覚えてきて面白いもの。「向こうにセッラ山群が見える」とか「あれはサッソルンゴ山群だろう」などと、わかるようになってくるのです。
そして、頂上が近づき・・・さすが岩峰だけあって断崖が続きます。
下を覗いたらちょっと怖いくらい。でも、これがドロミティ登山の魅力なんですよね~
山頂に着くと!
真夏に行ったにもかかわらず、誰もおらず独り占め。
人気の高い山群ではなかなか起きないことなので、ちょっと特別感もありました。
なお、今回はヴェローナから日帰りしましたが、この登山口があるのはヴァル・ガルデーナという美しい谷。オルティゼイ、サンタ・クリスティーナ、セルヴァという3つの可愛らしい村があるため、計画の際はそこを拠点にして登山後の夜を過ごすのがオススメです。