イタリア好き委員会

「LA TROPEA EXPERIENCE / FESTIVAL DELLA CIPOLLA ROSSA」~「イタリアで最も美しい村」トロペアの魅力に迫る旅~

はじめまして。
イタリアの緑のハート、ウンブリア州ペルージャ在住の鹿野喜志枝と申します。

今回は、去る4月29日から5月1日の3日間、カラブリア州のトロペア市で行われた食文化イベント「LA TROPEA EXPERIENCE/FESTIVAL DELLA CIPOLLA ROSSA」の様子と、そこで感じたトロペアの魅力を日本の皆さまへお届けしたく、レポートさせていただきます。

LA TROPEA EXPERIENCE/FESTIVAL DELLA CIPOLLA ROSSA
https://latropeaexperience.it
※開催終了

皆様もご存知の通り、トロペアはイタリア国営放送RAIが主催するテレビ番組企画「BORGO PIU’ BELLI D’ITALIA」で2021年度の『イタリアで最も美しい村』に選ばれた話題の街。私の住むイタリアの真ん中、ウンブリア州からは、電車を乗り継いで約8時間の旅でしたが、そんな長旅も価値あるものだと思えるほどの魅力に溢れていました。


古代ギリシア神話の舞台としても登場する事から「神々の海岸」と讃えられる白い砂浜と透き通るターコイズブルーの海。そして街のシンボル「サンタ・マリア・デッリーゾラ教会」の神秘的ともいえる美しさ。
滞在先に着いてすぐに案内されたホテルのテラスからの景色は、感動の一言でした。

宿泊先・Palazzo Mottola Tropea のテラスからの景色  
https://palazzomottolatropea.com/

サンタ・マリア・デッリーゾラ教会

海岸の目の前に聳える断崖絶壁の上に広がる街並みは、トロペアならではの独特な風景。市長をはじめとする市民の努力により清潔に保たれた旧市街は中世の趣と愛らしさが残り、この街で暮らす人々の生活の営みも感じられます。

トロペアの旧市街

今回のイベント「La Tropea Experience/Festival della Cipolla Rossa」はトロペアを代表する特産物「Cipolla Rossa 赤玉ねぎ」を国内外に宣伝する事が第一の目的ですが、特に興味深かった点は、現場での一般客の集客のみを目的とせず、国内外からイベントに招聘された、食や健康関連のジャーナリスト、インフルエンサー、YouTuber 、海洋学者、ウェルネスサイトの運営者、マーケティングの専門誌編集者など、幅広い分野での発信力、影響力のある面々がそれぞれの立場でこのイベントのメディア発信に注力していた点でした。

街中にもイベントを盛り上げるたくさんの工夫が!

イベントの主役!IGP Cipolla Rossa di Tropea 〈トロペア産の赤玉ねぎ〉甘みとシャリシャリの独特な食感と風味は生育する環境によるもの。カラブリア州の「珠玉の赤」。

イベントの柱となったのがトロペアの海を一望できる旧市街の展望台的なカンノーネ広場に特設された会場で終日開催されていた「クッキングショー」。イタリア国内外のミシュランの三ツ星シェフや、イタリアでは誰も知っている人気シェフ、テレビやインターネットといったメディアで活躍するグルメ系インフルエンサー、そしてそこに地元カラブリアの有名店のシェフが入れ替わり立ち替わりで、赤玉ねぎを使った特製レシピを披露するという贅沢感満載の内容でした。

カンノーネ広場の特設会場オープニングのテープカットをするジョヴァンニ・マクリ市長

イタリア国内で最も有名な日本人であり、在イタリア日本国大使館公認の日本食普及親善大使も務める「ヒロさん」こと正田博彦シェフも、錚々たる面々と共にこのイベントのゲストシェフとして大活躍されていました。老若男女問わずに大人気のヒロさん、終了後もサインと写真リクエストの長蛇の列でイタリアで活躍する日本人の代表選手と言える存在です。

正田博彦シェフ・赤玉ねぎを使った天婦羅を料理しながら、日本食の豆知識や文化を織り込んだステージ!イタリアのグルメ専門チャンネルGambero Rossoの冠番組「Ciao Sono Hiro」はイタリア国内でも大人気!

カンノーネ広場の特設会場・終日、シェフによるクッキングショーを開催

特設会場の様子・連日大盛況!

別会場では海洋学者やマーケティングの専門家が開催するアカデミックなコンベンション、地元料理学校の学生を対象にした料理コンクール、さらに子どもたちのクッキングイベントなども開催され、随所でテレビやSNSを通じたメディア戦略を徹底して実行し、各々がInstagramやYouTube、インターネットサイトでイベントの様子をリアルタイムに発信していました。

TV局、そして様々なメディア関係者がイベントと通じてトロペア市の魅力を発信

これらの試みは全て、アフターコロナを見据えた今年の夏のバカンスシーズンに向け「トロペア」というカラブリア州の小さな街の風景や空気感を広く人々に伝える絶好の機会となったのは間違いありません。

また3日間のイベントで特に話題を集めたのが、トロペアの港を出港する大型ヨット船上でのライブクッキングショー。イタリア国内の多くのテレビ番組に出演し、Gambero Rossoチャンネルでも冠番組を持つ、イグレス・コレッリとマックス・マリオーラという超有名シェフの豪華共演は見応えたっぷりで、トロペア湾に停泊する船上で、軽快なトークで笑いを交えながらしっかりと一流の料理を仕上げる姿はさすがの一言でした。

クッキングショーが行われたCaicco と呼ばれる大型ヨット・トロペアはマリンレジャーも大人気!島巡りやアトラクション、クルージングを楽しむ観光客も多い。

船上で料理をする二人のシェフ 左:マックス・マリオーラ 右:イグレス・コレッリ

イグレスシェフは「巻きす」を使っての創作料理を披露。今ではイタリアの有名シェフも、日本古来の調理道具を使いこなすのだ、とちょっと感動を覚えました。

イグレスシェフ・巻きすを使って創作料理を披露

今回、マックス・マリオーラ シェフと、イタリア・グルメ系インフルエンサーとして若手人気ナンバー1を誇るフェデリーコ・フスカ シェフに、幸いにも個人的にお話しを伺うことができました。現在や未来のイタリア料理界の担い手とも言えるお二方が「常に生産者への敬意を忘れずに、何よりもイタリアの伝統料理、家庭料理を大切にしている」と語られた事が印象的でした。

イタリア・グルメ系インフルエンサー、若手ナンバー1のフェデリーコ・フスカ シェフ

イベント期間中は、もちろん「赤玉ねぎ」を使った様々な料理を贅沢に食す日々。
ゲストシェフ達による新レシピの数々が披露され、チェントロ(旧市街)のレストランでは「赤玉ねぎ」を使った各レストランオリジナルメニューのコンテストも開催。最終日のフィナーレとして開催された晩餐会では、イベントに参加したオールスターシェフによるフルコースディナー。テーブルを囲む面々と、それぞれの料理のどこに「赤玉ねぎ」が使われているかなど話しながら、最高の料理を満喫しました。気がつけば時計の針は夜12時を回っていましたが、晩餐会は深夜になっても一向に終わる気配が無く、さすが南イタリア!笑

左・晩餐会での表彰式の様子/右・イベントのコーディネートを担当されたダニエレ・チポッリーノ氏

ラビオリ、赤玉ねぎ添え
赤玉ねぎのドルチェ

この「トロペア産の赤玉ねぎ」は美味しいだけではなく、身体に良いと言われる様々な効力があり、特に血中コレステロールを正常に保つ薬効には注目が集まっているそうです。確かにシェフたちのレシピはどれも唸るほどに美味しいものでしたが、生食でサラダで頂くだけでも超絶品です!

左・ツナと赤玉ねぎのサラダ、野生のフィノッキオ(フェンネル)の葉が添えられていました。 
右・シンプルな野菜のみの「赤玉ねぎサラダトロペア風」


もちろんトロペアの郷土料理も堪能、海の幸と山の幸に恵まれたガストロノミーのポテンシャルの高さはやっぱり特別です。まさにここトロペアをはじめとするカラブリアは南イタリアの食の宝庫!

左・トロペアの郷土料理、手打ちパスタ「フィレイ」赤玉ねぎと炒ったパン粉のソースで絶品!
お店のオーナーが今日のおすすめの新鮮な食材を見せてくれます!


前菜の盛り合わせ・チーズもサラミも絶品・郷土料理の赤玉ねぎの入った「ポルペッティ・ディ・メランザーネ」はほのかな甘みが格別でした。

たった3日間の滞在でも、まるで長年この街に暮らしているかのように包み込まれ、イベントを通じて、南イタリアの人口6千人の小さな街の「地の利」と「人の和」の実力を実感。
歴史、伝統、文化、そしてガストロノミーとホスピタリティー、日本人である私たちの心がイタリアという国に求めている「何か」を見つける事が出来る場所だと確信しました。

少しずつ日常を取り戻しているイタリア、ぜひチャンスがあったらトロペアを訪ねてみてください。
皆さまを魅了する事、間違いなしです。

鹿野喜志枝〈KISHIE KANO PLACIDI 〉
ウンブリア州ペルージャ在住。Placidi & De Donno SNC/ Placidinternational 代表。イタリア食材・アパレルのバイヤー、イベント・研修ツアーなどの企画・運営、出身地である山形県の「やまがた観光つや姫大使」としても活動。

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    林 由紀子(Yukiko Hayashi) マルケ州、ウルビーノ近郊のカーイ(Cagli)在住。1999年渡伊、ファエンツァの国立美術陶芸学校の陶彫刻科を卒業後、現代美術アーティストBertozzi&Casoniのもとでアシスタントとして12年に渡ってコラボする。2003年にマルケ在住のイタリア人と結婚したのをきっかけに、マルケ州の郷土料理や工芸、美術文化に強く惹かれ、自らも陶芸家として活動する中、ウルビーノを中心とするマルケ北部や県境近郊の食文化、美術工芸文化を発信する(ラファエロの丘から)を立ち上げ、現地アテンドや料理教室、工芸体験などのオーガナイスや、ウルビーノを紹介する記事などを執筆。
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    大橋 美奈子(Minako Ohashi) プーリア州在住。1999年プーリアと日本の架け橋になるべく(有)ダプーリア設立。2008年子育てのため夫の故郷Valle d’Itriaへ移住。スローライフを実践しながらプーリア仲間増殖活動中。
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    白旗 寛子(Hiroko Shirahata) 2003年渡伊、同年よりマテーラ在住。取材コーディネーター、通訳、翻訳、寄稿(伊語/日本語)を軸に、地域のよろずプロモーターでありたい。
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    カラブリア州コゼンツァ市在住のコーディネーター・通訳・翻訳。スキーと食べ物を愛するAB型。一応ソムリエ。カラブリア州の毎日の生活は「カラブリア.com」にて紹介中。
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    藤田 智子(Fujita Tomoko) Delizie主宰。大阪でイタリア家庭料理店を経営後、’00年にイタリアに渡りピエモンテを拠点に各地のアグリツリズモで料理修業。’03年よりサルデーニャに移住し、家庭料理や食材の探求を続ける傍ら”食”をテーマに現地の旅行、視察、料理教室などをコーディネー ト。日本でも料理教室を年何回か開催。著書に"家庭で作れるサルデーニャ料理"(河出書房新社)。 
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    佐藤 礼子(Reiko Sato) 2005年よりイタリアの南の島、シチリア島在住。力強い大地の恵みと美しい大自然にすっかり魅せられ、ここシチリアに残ることを心に決める。現在、シチリア食文化を研究しつつ、トラーパニでシチリア料理教室を開催。また、シチリア美食の旅をコーディネートする「ラ ターボラ シチリアーナ」の代表&コーディネーターとしてトラーパニで活動中。 年に2回の東京での料理教室を始め、全国各地で料理イベントを開催、また企業とのコラボでシチリアの食文化を発信するなど、日本でも精力的に活動を行っている。 シチリアの美味しい情報はブログ「La Tavola Siciliana〜美味しい&幸せなシチリアの食卓〜」から。
  • 雄大な自然の中で育まれてきたアブルッツォ独自の文化や四季のくらしをご紹介します。
    保坂 優子(Yuko Hosaka) 地域ブランディングを主とした都市計画コンサルタント。2002年、イタリアの暮らしにどっぷり浸りたいとアブルッツォ州に1年間留学。以降、大阪とアブルッツォを行き来する生活を続けている。2009年のラクイラ地震を機にアブルッツォ州紹介サイト「Abruzzo piu’」 を立ち上げる。関西を中心にコンサルタント業に携わる傍ら、州の魅力発信や現地コーディネートなどにも力を注ぐ。
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    鹿野喜志枝(Kishie Kano) ペルージャ在住。 Placidinternational代表、ファッションバイヤー、各種展示会やイベントのコーディネートなども手がける。 親族経営のオリーブ農園の経営にも携わり、それをきっかけにウンブリア食材の輸出部門も立ち上げバイヤーとして日本ほか各国に仲介、近年は地元食材や現地生産者を訪ねる研修などを通じてウンブリア州の魅力を発信する活動も精力的に行っている。 インスタグラム(@kissykano)(@placidintl)で発信中。
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  • 老舗4ツ星ホテル日本人妻がお届けするアマルフィ海岸の魅力
    竹澤 由美(Yumi Takezawa) アマルフィ海岸でのウェディングと観光コーディネート会社Yumi Takezawa & C S.A.S.代表。B&B A casa dei nonni オーナー。 2013年よりアマルフィ市の日本との文化交流コーディネーター。 ロンドンで知り合ったアマルフィ海岸ラヴェッロにのホテルルフォロ四代目との結婚を機に2004年渡伊。 二児の母親業を通じ、濃い南イタリアマンマ文化の興味深さを肌で感じている。 Instagramブログ
  • サルデーニャの様々な魅力をお伝えしていきたいと思っております!
    加藤 佐和子(Sawako Kato) イタリア・サルデーニャ州公認観光ガイド。2004年からサルデーニャ島在住。2016年に「サルデーニャガイド」を設立し、現地ガイド、アテンドのほか、サルデーニャ島に関する各種コーディネート、執筆などを行う。https://sardegnaguida.com/
  • 思わずシャッターを切りたくなるような、イタリアの素敵な景色をお届けします。
    藤原 亮子(Ryoko Fujiwara) イタリア・フィレンツェ在住フォトグラファー&ライター。東京でカメラマンとして活動後、'09年、イタリアの明るい太陽(と、おいしい食べ物)に魅せられて渡伊。現在、取材・撮影・執筆活動をしつつ、イタリアの伸びやかな景色をテーマに写真作品も制作中。
  • イタリアワインやシエナの情報をソムリエ視点でお届けします!
    鈴木暢彦(Nobuhiko Suzuki) 2009年渡伊。シエナの国立ワイン文化機関『エノテカ・イタリアーナ』のワインバー・ワインショップにて5年間ソムリエとして勤務。2015年~2018年までシエナ中心街にてイタリア人と共同でワインショップを経営。現地ワイナリーツアーも企画し、一般からプロの方までのアテンドで100軒以上のワイナリーへ訪問。コロナのパンデミック直前に帰国。現在は、代理人“アジェンテ・エンネ”としてイタリア全国の日本未進出ワイナリーのプロモーションサポートを主に行う。今後もイタリアへ渡航予定。 資格:AISソムリエプロフェッショニスタ。 シエナ観光・ワイン情報サイト『トッカ・ア・シエナ』
  • 南アルプスの麓から山暮らしや食文化、登山の魅力を発信!
    新宅 裕子(Yuko Shintaku) 週末や休暇を利用してアルト・アディジェ地方へ赴き、アルプスの麓町ヴィピテーノを拠点に、山登りやキャンプ、キノコ狩りなどのアウトドアを楽しむかたわら、フリーライターや日本語教師としても活動する。 東京のテレビ局で報道記者を務めていた2011年、オペラにはまって渡伊。カンパーニア州に1年留学の間、イタリア中を旅してその大自然や地域ごとに異なる文化、心豊かな暮らしに魅了される。数年後、イタリア人との結婚を機にヴェローナへと移住。 ガイドブックには載っていないような小さな町を巡り、ローカルな生活に浸るのが好き。インスタグラム(@yukino.it)で「旅と山の記録」を発信中。
  • とんがり屋根のトゥルッリより、プーリアの魅力と旬をお届け!
    2012年より南イタリア・プーリア州在住。伊政府認定ライセンス添乗員。世界遺産アルベロベッロにてとんがり屋根の伝統家屋トゥルッリに暮らす生活を満喫中。会社員をする傍ら、地元産のフレッシュチーズとマンマ直伝の郷土料理を主役にした「南イタリアチーズ&料理教室」を主宰。オリーヴオイルソムリエ&上級チーズテイスターでもあり、最近は伊チーズテイスティング協会にてプーリア州代表の選抜鑑定チームの一員として修業中。他にも、プーリア州の観光や食をライター活動やSNS&ブログにて発信。
  • 食、文化、イベント……プーリア、地元の人々の日々の暮らしってどんなだろう?
    江草昌樹(Masaki Egusa) 2014年より北から南イタリア各所のレストラン、トラットリア、アグリツーリズモで勤務。ミシュラン星付きレストランのスーシェフを経て、現在は、『より自由に、いつまでも経験、挑戦する生活』をモットーに活動中。YouTubeチャンネル『秋田犬サンゴin ITALY』を通しても、イタリアの生活の様子などを発信しています。
  • 山と海に囲まれたリグーリア州の今一番旬な情報をお届けします!
    大西 奈々(Nana Onishi) 2011年よりジェノヴァ在住。音楽院を卒業後、演奏活動の傍らフリーライター、旅行コーディネート、通訳などを務める。演奏会などでリグーリア州各地を周り、それぞれの街の文化や風景に魅了される。ジェノヴァ近郊の街を散策したり、骨董市巡りが休日の楽しみ。 山と海に囲まれたリグーリア州の四季折々の情報をご紹介いたします。
  • 心はいつも旅人!
    赤沼 恵(Megumi Akanuma) コロンブスを始め沢山の旅人を生み出した街、ジェノヴァ。そのジェノヴァを中心としたリグーリア州で起こるホットなニュースをお届けします。音楽家、翻訳家、日本語教師、2018年3月ジェノヴァ市長より「世界のジェノヴァ大使」任命、アソシエーション「DEAI」代表。
  • ミラノの食と暮らしの旬をお届けいたします!
    小林 もりみ(Morimi Kobayashi) 手間と時間を惜しまず丁寧につくる品々、Craft Foodsを輸入する「カーサ・モリミ」代表、生産者を訪ねながら、イタリアの自然の恵みを日本へ届けている。2008年 イタリア・オリーブオイル・テイスター協会『O.N.A.O.O』(Organizzazione Nazionale Assaggiatori Olio di Oliva)イタリア・インペリアの本校にてオリーブオイル・テイスターの資格取得。2009年スローフード運営の食科学大学( Universita degli Studi di Scienze Gastronomiche)にて『イタリアン・ガストロノミー&ツーリズム』修士課程修了。
    2014年よりピエモンテ州ポレンツォ食科学大学・修士課程非常勤講師(Master in Gastronomy in the World 日本の食文化:日本酒・茶道)。福島の子どもたちのイタリア保養「NPOオルト・デイ・ソーニ」代表。
    Instagram https://www.instagram.com/morimicucinetta/
    Instagram Casa Morimi https://www.instagram.com/casamorimi/
    カーサ・モリミ株式会社  http://www.casamorimi.co.jp/
    NPOオルト・デイ・ソーニ http://www.ortodeisogni.org
  • イタリアのチーズとワインのエキスパート、そしてイタリアの山のことならお任せ。
    池田 美幸(Miyuki Ikeda)1986年よりイタリア在住。ミラノに住んでいるが、週末になるとイタリアで一番大きいステルヴィオ国立公園内にある山小屋へ逃避。日本で農学部を卒業。イタリアで手にしたチーズティスター・マエストロ、公認ワインティスターの資格を活かし、通訳、コーディネーターとして活躍中。
  • ミラノより、箸休めにファッションやデザインのお話を。
    田中美貴(Miki Tanaka) 雑誌編集者として出版社勤務後、1998年よりミラノ在住。ファッションを中心に、カルチャー、旅、食、デザイン&インテリアなどの記事を有名紙誌、WEB媒体に寄稿。
  • ヴェネトの美味しいとっておき情報をお届けします。
    ヴェネトおよびフリウリを中心に、通訳、翻訳、地元マンマの料理レッスン及び生産者訪問コーディネイト、そして野菜を中心とする農産品の輸出業などの活動を行う。各種生産者との繋がりをとても大切に、ヴェネト州の驚くほど豊かな食文化を知ってもらうべく、ブログ『パドヴァのとっておき』では料理や季節のおいしい情報を中心に発信するなど活動中。