ロンバルディア州(小林 もりみ)

ロンバルディアのミラノで今感じること。

数日前の3月15日日曜日に、直近の1週間を振り返ってこのページの下にあるブログを書きました。その時、イタリア医療について“すでに医療崩壊している”など、事実とは異なるスキャンダラスな報道が日本で流れているのは目にしていました。昨日はじめて友人を通し、「殺される」なんてヘッドラインがでてくるようになるまで、イタリア医療についての日本での報道がエスカレートしていることを知りました。

小さな例ですが、私の個人的な経験を書きたいと思います。

<私の手術・入院体験>

持病をかかえており、イタリアにきた1年後に手術することになりました。日本で診ていただいていたときには有名国立大学病院に通い、手術を勧められましたが、目立つ場所にかなり大きな傷とへこみが残ると言われていました。イタリアのパドヴァ大大学病院で手術してもらった後には、へこみもなく、傷も残らず、現在はわからないようになりました。

入院中も清潔な環境で、先生・看護婦のみなさんに親切にしてもらい、不安な日々を励まされながら、1週間の入院生活を過ごしました。現在は、Institut di Tumoriミラノ国立がんセンターというところで、半年から1年で一度、定期的に検査をしてもらっています。かなり精度の高い機器を使って検査してくださっています。

手術費、入院費、そして定期的な検査も、この国の医療システムのおかげで、すべて無料です。薬代まで負担してくれます。

実際に予算が大きく削られてきたことは事実であると思いますし、そのため病院の予約が取りにくかったり、検査もすぐに予約できないこともあります。また、病院に行っても案内がわかりにくかったり、窓口で感じの悪い人にあたったり、と小さな不満はあります。ただ、イタリアの医療システムに私個人としてはとても感謝しています。そして出会う先生方は、患者として安心感を与えてくださる方ばかりでした。(どのくらい優秀かは、医療素人の私が知る由もないので)

イタリアで酷い経験をされたという方はいると思いますし、そのことはお気の毒です。一方で感謝している人間もいるという小さな声も、届くところだけには知ってもらえたら、と思います。そして今は誰も予想もしていなかった非常事態ですから、通常のキャパシティを大きく超え、そこで精一杯できることで対応するしかないのも事実だと思います。

イタリアに住む日本人の近しい友人たち4人と、この状況について話しましたが、友人4人はすべて私と同じようにイタリアの医療システムに守られていると感じる、と言っていました。私たちは一般的に医療が優れているという北部イタリアに住んでいます。ただ北部のどの医療施設についてすべて一緒の評価をすることはできないと思いますし、南部イタリアにしても、すべての状況を同じように評価することはできないと感じています。

今日は、日本から「トイレットペーパーやインスタント食品とか送りましょうか?」というメッセージがきました。今日1週間ぶりに外に行って買い物に行き、生鮮品含め欲しいものはすべて購入できました。列を作ることもありませんでした。大型スーパーに入るには、タイミングによっては列をなさなくてはならないところもあるようです。私は小さな個人商店で買い物する方が好きであり、またこうした小さなビジネスは、大手より困った状況にあるのが想像できるので、なるべく小さなお店に行くようにしています。そして人も少ないので、安全でもあります。

久しぶりに歩いた街。がらんとした様子を見るのはとても寂しかった、、。


命の選択というのはどういうことか、また医療現場の様子については、正確にそして公平に発信していらっしゃる二人の方のブログをシェアさせていただきます。

救急のボランティアをされているトスカーナの知人・ちほさんのブログ

”命の選択”について説明されているボローニャのKEIKOさんのブログ


我が家の近所にも”Andra Tutto Beneきっとすべてうまくいく”の旗が掲げられていました。これを見たときに、ついウルッとなりました。そして同時に、この言葉に励まされている自分に気づきました。やっぱり気を張っているんだな、と自覚しました。

未曾有の緊急事態に必死で頑張っている医師、看護師、救急士の方々。彼らの凄まじい努力を前に、小さな声をあげたくなりました。彼らに心から感謝し、早くこの嵐が通り過ぎるのを祈る日々です。

ただでさえ長かったブログをさらに長くしたこと、お詫びします。お付き合い、ありがとうございました。

ミラノ
3月17日
小林もりみ

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(以下は3月15日に書いたブログです)

前回ミラノの状況について書いてから、ちょうど2週間が経ちます。
想像をはるかに超える感染者の増加。まだ先が見えてこない辛い試練がイタリア社会を襲っています。

イタリア感染者数 3月15日(日)
17時時点  保険省データ *( )は昨日からの増加数

現在感染者  20,603人(+3,590)
治癒者    2,335人(+ 369)
入院治療   9,663人 (+1,291)
集中治療室  1,672人(+ 154)
自宅隔離(無症状、軽症状)9,628人(+1,408)
犠牲者    1,809人(+368)
*ただしコロナ感染がありつつも持病で亡くなった場合も含む
検査数 124,899件
総感染者数(治癒者、死亡者含む) 24,747人

ここ1週間の動き

3月8日(日)
ロンバルディア州(州都ミラノ)ほか他州14県に首相令が出され、4月3日まで移動制限の措置。この夜から“私は家にいます” #iorestoacasa(= I stay home)のキャンペーン開始。

封鎖でなく移動制限となったが3月7日の夜に封鎖の噂が流れ、ミラノ中央駅には南に移動する人が殺到。結果、北から南へ感染の可能性を広げることに。

3月10日(火)
移動制限措置が、イタリア全土へ。移動する際には、決められたフォーマットに移動理由を記載して携帯。

3月12日(木)
食品と薬局、キオスクなどの生活必需品以外はクローズ決定。ただし運輸、製造業、農業などは基本的に営業。

1週間を振り返って

私が住むミラノ市に移動制限措置が取られてから、ほんの1週間前ですが日々刻々と状況が大きく変わるため、ずいぶんと前のことのように感じます。月曜日から私が住んでいる建物内のオフィスの窓もすべてクローズしたままです。みな自宅から働いているのでしょう。個人主義のイタリア人がこの措置をどう受け止めているか友人たちと話してみると、みな一様に納得していました。

そこには“人命が最優先”という前提が当たり前に社会にあることを感じます。

医師でも、看護婦でも、消防員でも、救急隊員でもない私たちができること。それは家にいて感染の可能性を断ち、一番の危険にさらされているお年寄りを守り、医師の仕事を増やさず、そして貴重な病院のベッドの1つを奪わない。家にいることが、国の危機に貢献できる唯一のことだと納得しているからです。

日々劇的に変わる状況の中にあって、いくつか心に残った言葉や事象を綴ってみます。

<コンテ首相の演説より>


“Rimaniamo distanti oggi per abbracciarci con più calore, per correre più veloci domani. Tutti insieme ce la faremo”.
“明日により熱く抱擁し合えるよう、より早く走れるよう、今日はお互いの距離を置こう。皆で力を合わせれば、必ず乗り越えられる。”

“Al primo posto c’è e ci sarà sempre la salute degli italiani. ”
“常に最優先されるべきは、イタリア国民の健康である”

” ci assumiamo noi la responsabilita’ della gestione e conduzione di questa battaglia”
“我々がこの(ウイルスとの)戦いの指揮の責任を負う”(国民ひとりひとりに規則を守ることで自分の社会的役目を果たすよう呼びかけるに際し)

“Mi assumo la responsabilità politica di questo momento, ce la faremo”,
“この時期の政治的責任は私が負う。我々はきっとこの苦難を乗り越えられる”

<テレビの解説より>

Senso di Communita’(社会の連帯感)
“不思議なことが起きている。ひとりひとりが家にいて社会と距離を置いているのにかかわらず、一方で社会と強くつながっている連帯感がある。”

<ニュースより>


Andra tutto bene! (大丈夫、きっとすべてうまくいく!)
“子どもたち、家にある古いシーツやTシャツに希望の象徴である虹とともに「大丈夫、きっと全部うまくいく!」を書いて窓に、ベランダに掲げよう。”


Siete i nostri eroi (あなたたちは我々の英雄)
イタリアのさまざまな病院の入口に、この言葉を書いた垂れ幕が掲げられている様子が映されていた。ある医師の言葉:

“近くのお菓子屋さん、パン屋さん、さまざまな人が病院に差し入れにやってきてくれる。そしてそこに「あなたたちは私たちの英雄です。本当にありがとう。」とメッセージが添えてある。寄付が添えられている場合もある。”

Aiutiamoci (助け合おう):
アパートに入り口に張り紙をしてお年寄りや困っている人を助ける現象があちこちで見られた。”お年寄りのみなさん。困っていることはありませんか?日々の買い物、薬の手配など、必要なことは手伝いし、ドアまでお持ちします。遠慮なく連絡ください。住人○○”

<Whats Appを通して>
友人から転送されたメッセージやビデオ。

ボイスメッセージ:ある医師から
友人がよく知る医師のメッセージが転送されてきました。
“私たちは家にも帰らずベストを尽くしているが、疲れ切ってきています。お願いですからみなさん、家にいることで私たちに協力してください。”。

Flash Mob La Musica
3月13日18時
” ベランダで音楽を奏でよう!”

Flash Mob L’applauso
3月14日12時
“窓からの長い拍手で、休みなく働く医療スタッフに御礼の気持ちを伝えよう”

イタリアを励ますビデオ:
何本からのビデオが友人たちから転送させれてきました。
同じビデオがあるものもあったので、リンクを貼ってみます。

政府製作Italy- the extraordinary common place

フィレンツェのCoop従業員が国家斉唱

 Ce la faremo(きっと乗り越えられる)

先週、中国から9人の医師・専門家チームが30トンの支援物資とともにローマに入り。武漢の最前線で経験を積んだエキスパートだそうで、力を貸してもらいたい、という期待が大きく報じられていました。

・・・・・

<嵐のような毎日の中で感じたこと>

感染者の数が日々膨れあがり、毎日たくさんの方々が亡くなっている。静まり返った街に救急車のサイレンが響く度(残念ながら1日に数回は)胸が押しつぶされそうになる。そんな中ひたすら家にいる日々ですから、いろいろと考えさせられます。いくつか感じたことを綴ってみます。

リーダーの人間力が勝負

中央がイタリア市民保護局のトップ・ボレッリ氏

こうした未曾有の危機に直面すると、いかに顔が見え、責任を自分のものに引き受けるリーダーが重要かを実感します。毎日18時に記者会見を行うイタリア市民保護局のトップであるボレッリ氏(今や国民の顔といえるのでは)も、日々記者から浴びせられる質問への返答が素晴らしく、人間力を大いに感じる人物です。常に落ち着いており、また温かい人柄が透けてみえてきます。

多分医療の現場でも、究極に難しい局面をひとりひとりの医師が看護婦やボランティアが、個人の底力を発揮しているのではないかと想像しています。

イタリア社会で時折触れる、こうした人間力はどこから来るのものか。いくつか要素を推測してみました。カトリック精神が社会の根底に流れていること、若い頃からボランティアを経験する人がとても多いこと、また高等教育の過程で哲学、文学、歴史など多方面に亘って徹底的に学ぶ人が多いこと、家族と過ごす時間が多いことなどなど、、。(もちろんそうでない人も、どこの社会と同じようにたくさんいますが!)

前向きな力

緊迫した状況が続く中、はじめて私がホロッときたのは、火曜日に”Andra tutto bene”の子どもたちの絵を次々と見た時。この言葉は平常時には使わないのですから、、。イタリアのような陽気な国でも、うつ病に苦しむ人々がいます。そうした人々の心の状態も慮ってスタートしたプロジェクトだと説明していました。

ひとりひとりが社会的責任を果たすこと

3月7日の夜、ミラノ封鎖の噂が流れてイタリア南部に何万人?という人が移動したといわれます。北のウイルスを他の地域に撒き散らし無責任すぎる!という声も多く上がりました。私のミラノの友人の中には“全員監獄に入れるべきだ!”まで言っている人も。ただ別の友人は、トスカーナに80代の母を一人残して必死に帰ったという知人を知っており、ひとりひとり事情はあると察せられもします。その後のひとりひとりの責任ある行動が、今後の感染のキーのひとつとも言えるでしょう。

この数日で北部以外のイタリアに犠牲者が増えていることは事実でもあり、感染が拡大した場合、州によっては医療システムがロンバルディア州ほどに効率的じゃないことが懸念されています。なんとか移動制限措置が効力を発揮するよう祈るばかりです。

3月8日に移動制限措置が取られて、まだ1週間。成果があらわれるにはまだあと1週間から2週間かかると言われています。まだ少し辛抱は続きそうです。

イタリア人の強さの根源=明るさ

暗い状況の中にあっても、イタリア人はイタリア人。多くの方がSNS等でご覧になったと思いますが、ベランダで歌うフラッシュモブ、医療スタッフに感謝の拍手のフラッシュモブなど。この医療スタッフへの感謝の拍手は私もぜひ参加しようと思いつつ、ローマの友人からの電話に話し込んでうっかり。電話越しにたくさんの拍手が響いてきました。

<ロンバルディア 時間との戦い>

イタリアの中でも一番大きな被害と戦っている、ロンバルディア州。昨日、ロンバルディア州保健局評議委員は、現状を”時間との戦い”と伝えていました。

ロンバルディア州感染者数 3月15日(日)
17時時点  保険省データ *( )は昨日からの増加数

現在感染者  10,043人 (+984)
治癒者    2,011人(+ 351)
入院治療   5,500人 (+602)
集中治療室  767人(+ 35)
自宅隔離(無症状、軽症状)3,776人(+347)
犠牲者    1,218人(+252)
*ただしコロナ感染がありつつも持病で亡くなった場合も含む
検査数 37,138件
総感染者数(治癒者、死亡者含む) 13,272人

ロンバルディア州だけで感染者が1万人。つまりイタリア全体の半数です。犠牲者にいたっては70%近くを占めています。

ロンバルディア州の集中治療室のベット数は800床弱。至急増やすべく呼吸補助器、医療従事者用マスクなどの医療用品を手配しているものの、他の国の手続きで止まったり、思うように手配が進まず、日々綱渡りのような状況ということでした。

これだけ急激に患者数が増えていても、民間病院や州内他病院、軍と連携してここまで乗り切っているロンバルディアの医療システム。本当にどれだけの方々の頑張りがあるか、目を見張るものがあります。まだ感染は増えると予測し、ミラノの展示会場の一部に600床のベッドを急遽準備する、と昨日発表がありました。軽症状者については、他の病院に移送する措置も徐々に取られています。

引退した医師、医師免許取得後まだ仕事に就いていない人、看護学校の卒業を控えた人たちも雇用する措置も急ピッチに進行中。

ミラノ展示会場の集中治療室設置について、ロンバルディア州知事が特別人事を今日発表しました。アクィラ地震やSARS,ごみ問題など、国の危機に陣頭指揮を執った功労者・現在70歳のベルトラーゾ氏にこのプロジェクトの責任者を依頼したそうです。ローマ出身のベルトラーゾ氏は外科医であり、またイタリア市民保護局にてボレッリ氏を育てた人物。大きな課題である呼吸補助器などの必要医療機器の手配がどう解決できるかにもよりますが、加速的に集中治療室が実現しそうで期待が持てます。

ロンバルディアの中で一番大きな被害を受けているベルガモ市では、この1週間で医師1名、神父6名、40代の救急ボランティアが亡くなりました。国連の人が少し前に言っていた“It’s not the number, It’s about the people”(死亡者数の多寡でなく、ひとりひとりがかけがえのない命)という言葉がなんどもよぎります。この数字の向こうに医療現場での命を守る格闘がどれだけあり、家族の悲しみがあるのか。

自らの感染危険がある中で、休みなく働き続ける医師や看護師。彼らは感染の危険から家に帰ることもできずにいます。ロンバルディア州の集中治療対応の必ベッド数を増やす必死の努力が続きます、時間と戦いながら。

<ピークはいつ来るのか?>

急激に増える一方の感染者数。いつ減少に向かうのか?
みなが祈るように見守っています。昨日、友人が興味深い記事をシェアしてくれました。

Il Sole 24という経済紙の記事です。

政府予測:
ピークは3月18日、予測感染者数92,000人。3-4%の致死率と過程した場合、予測死亡者数: 3000人超。


*Il Sole 24サイト記事より

今日3月15日、新たに増えた感染者数は3,500人ほど。10日の時点で予測されたと思われる上の表に呼応します。この予測が当たる場合、ピークまであと3日。それまでなんとかギリギリのロンバルディア州やエミリア州の医療の現場が持ちこたえられるように祈るばかりです。感染トータル数は今の4倍以上、犠牲者は倍までにはならないものの、あと1000人以上の予想、、。まだまだ終わらない、、、(涙)。それでももう少しの辛抱で一番悪いところは通りすぎて、終息に向かっていくんだ、という希望の光が見えてくるように思います。

最後に

毎日少しずつ日が長くなり、春の気配が増しています。この辛い日々が冬の入り口でなく、春に一歩ずつ近くこの時期でよかった!と心底思います。ウイルスが猛威を振るう中、不安がないといえば嘘になりますが、透明性があり、当たり前に人命第一のイタリア社会のあり方に安心感を覚えています。残念ながら、疫病が終息したら今度は長い長い経済不況が待っているでしょう。大変な時間は想像以上に長く続きそうですが、今回イタリアに流れている連帯感で1日も早く、すべてを乗り越えていけますように。広場でみなで大いに祝える日が遠くないことを願いながら。

Andra tutto bene!きっとすべてうまくいく!
この言葉が1日も早く本当になることを祈って。

2000年3月15日
ミラノにて
小林もりみ

ミラノの食と暮らしの旬をお届けいたします!

小林 もりみ(Morimi Kobayashi) 手間と時間を惜しまず丁寧につくる品々、Craft Foodsを輸入する「カーサ・モリミ」代表、生産者を訪ねながら、イタリアの自然の恵みを日本へ届けている。2008年 イタリア・オリーブオイル・テイスター協会『O.N.A.O.O』(Organizzazione Nazionale Assaggiatori Olio di Oliva)イタリア・インペリアの本校にてオリーブオイル・テイスターの資格取得。2009年スローフード運営の食科学大学( Universita degli Studi di Scienze Gastronomiche)にて『イタリアン・ガストロノミー&ツーリズム』修士課程修了。
2014年よりピエモンテ州ポレンツォ食科学大学・修士課程非常勤講師(Master in Gastronomy in the World 日本の食文化:日本酒・茶道)。福島の子どもたちのイタリア保養「NPOオルト・デイ・ソーニ」代表。
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    保坂 優子(Yuko Hosaka) 地域ブランディングを主とした都市計画コンサルタント。2002年、イタリアの暮らしにどっぷり浸りたいとアブルッツォ州に1年間留学。以降、大阪とアブルッツォを行き来する生活を続けている。2009年のラクイラ地震を機にアブルッツォ州紹介サイト「Abruzzo piu’」 を立ち上げる。2016年4月からはフリーペーパー「アブルッツォ通信」の共同発行者として、トークショーへの登壇や独自イベントの企画・開催、PRツールの作成、コラムの寄稿などプロモーションにも携わっている。
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    堂内 あかね(Akane Douchi) 日本で企業の管理栄養士として5年間勤務後、2005年渡伊。2007年、モデナ屈指の旧家に嫁ぎ、一族に継承されていたバルサミコ酢の樽の管理を夫と共に引き継ぐ。2009年よりスピランベルト市にある「伝統的なバルサミコ酢 愛好者協会」(Consorteria dell’aceto balsamico tradizionale di Modena)に所属し、バルサミコ酢マエストロ試飲鑑定士資格を目指し、研鑽を重ねている。バルサミコ酢の醸造の傍ら、イタリア人向け日本家庭料理教室の講座を北イタリア各所に持つ。また、自宅にて醸造室の試飲見学会、バルサミコ酢を使った食事会、料理教室を主宰。バルサミコ酢醸造のエピソード、見学会などは Facebook Akane in balsamiclandにて紹介中。
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    大西 奈々(Nana Onishi) 2011年よりジェノヴァ在住。音楽院を卒業後、演奏活動の傍らフリーライター、旅行コーディネート、通訳などを務める。演奏会などでリグーリア州各地を周り、それぞれの街の文化や風景に魅了される。ジェノヴァ近郊の街を散策したり、骨董市巡りが休日の楽しみ。 山と海に囲まれたリグーリア州の四季折々の情報をご紹介いたします。
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    赤沼 恵(Megumi Akanuma) コロンブスを始め沢山の旅人を生み出した街、ジェノヴァ。そのジェノヴァを中心としたリグーリア州で起こるホットなニュースをお届けします。音楽家、翻訳家、日本語教師、2018年3月ジェノヴァ市長より「世界のジェノヴァ大使」任命、アソシエーション「DEAI」代表。
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    池田 美幸(Miyuki Ikeda)1986年よりイタリア在住。ミラノに住んでいるが、週末になるとイタリアで一番大きいステルヴィオ国立公園内にある山小屋へ逃避。日本で農学部を卒業。イタリアで手にしたチーズティスター・マエストロ、公認ワインティスターの資格を活かし、通訳、コーディネーターとして活躍中。
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    ヴェネトおよびフリウリを中心に、通訳、翻訳、地元マンマの料理レッスン及び生産者訪問コーディネイト、そして野菜を中心とする農産品の輸出業などの活動を行う。各種生産者との繋がりをとても大切に、ヴェネト州の驚くほど豊かな食文化を知ってもらうべく、ブログ『パドヴァのとっておき』では料理や季節のおいしい情報を中心に発信するなど活動中。