ゴルゴンゾーラ
1986年。シエナの友人宅で食べた彼女が作ったゴルゴンゾーラのタルトの味は今でも忘れられません。絶品でした。
そこに一緒にいたイタリア人の男性は、ゴルゴンゾーラが苦手で、かわりにサラミを食べていました。
フ~ン、、、イタリア人でもゴルゴンゾーラが嫌いな人がいるんだぁ、、、と不思議に思ったあの日。
そのタルトは、ゴルゴンゾーラのドルチェで作ったのか、ピッカンテで作ったのか、もはやわかりません。
私にとって、ドルチェは、食べ始めたらやめられない危ないチーズ。
そして、ピッカンテは、残糖分のあるワインに合わせて、少しだけ食べて満足できるチーズ。
見た目でも、口にしても、二つの差は歴然としてるのに、作り方の違いは、不明。。。ゴルゴンゾーラの規定書にも全く明記されていないし、ネットで探しても、本を読んでも何も触れてないから、その謎は深まるばかり。規定書には、熟成期間、そして出来上がった二つのタイプの見た目、香、風味についてしか書いてないのです。
今回訪問したピエモンテ州にある協同組合のチーズ工場で、二つの製造方法の違いについて質問攻めをした。
あくまでも、この工場での製造方法ですから、別の工場では、他の造り方をしているかもしれません。あくまでもご参考に。。。
どちらもミルクに加えるのは、スターターである乳酸菌とペニシリン菌とペニシリンであるが、ドルチェタイプとピッカンテでは、乳酸菌の株が異なり、ピッカンテの方にはより強い乳酸菌を使用。
レンネットは、ドルチェには液体状のもの、ピッカンテにはペースト状を使用。ペースト状の方が、より強いそうである。
ミルクの温度は、ドルチェは31度、ピッカンテは37度。
カードはピッカンテの方が、より小さくカット。
乾塩を使った塩がけは、どちらも2回行うが、ドルチェは3日間、ピッカンテは1週間を要する。その間は、型崩れしないように、ポプラの薄いあて木を巻いて保存する
ピッカンテの方が少なくとも1か月以上長く熟成してから商品化する。
少しは、謎が解けたでしょうか?
ちなみに、現在の消費量は、9割はドルチェタイプだそうです。
そこに一緒にいたイタリア人の男性は、ゴルゴンゾーラが苦手で、かわりにサラミを食べていました。
フ~ン、、、イタリア人でもゴルゴンゾーラが嫌いな人がいるんだぁ、、、と不思議に思ったあの日。
そのタルトは、ゴルゴンゾーラのドルチェで作ったのか、ピッカンテで作ったのか、もはやわかりません。
私にとって、ドルチェは、食べ始めたらやめられない危ないチーズ。
そして、ピッカンテは、残糖分のあるワインに合わせて、少しだけ食べて満足できるチーズ。
見た目でも、口にしても、二つの差は歴然としてるのに、作り方の違いは、不明。。。ゴルゴンゾーラの規定書にも全く明記されていないし、ネットで探しても、本を読んでも何も触れてないから、その謎は深まるばかり。規定書には、熟成期間、そして出来上がった二つのタイプの見た目、香、風味についてしか書いてないのです。
今回訪問したピエモンテ州にある協同組合のチーズ工場で、二つの製造方法の違いについて質問攻めをした。
あくまでも、この工場での製造方法ですから、別の工場では、他の造り方をしているかもしれません。あくまでもご参考に。。。
どちらもミルクに加えるのは、スターターである乳酸菌とペニシリン菌とペニシリンであるが、ドルチェタイプとピッカンテでは、乳酸菌の株が異なり、ピッカンテの方にはより強い乳酸菌を使用。
レンネットは、ドルチェには液体状のもの、ピッカンテにはペースト状を使用。ペースト状の方が、より強いそうである。
ミルクの温度は、ドルチェは31度、ピッカンテは37度。
カードはピッカンテの方が、より小さくカット。
乾塩を使った塩がけは、どちらも2回行うが、ドルチェは3日間、ピッカンテは1週間を要する。その間は、型崩れしないように、ポプラの薄いあて木を巻いて保存する
ピッカンテの方が少なくとも1か月以上長く熟成してから商品化する。
少しは、謎が解けたでしょうか?
ちなみに、現在の消費量は、9割はドルチェタイプだそうです。