ジャズ&ジェノヴァ
イタリアといえば、オペラ。ということで、日本人の方にはあまりピンとこないかも知れませんが、イタリアには、かなり多くのジャズファンがいます。
夏にはウンブリアジャズなどのフェスティバルが行われ国際的なスターミュージシャン達の演奏を楽しむことが出来ます。
イタリアのジャズの発祥地はジェノヴァ、ナポリ、バーリと言われています。
この三つの都市に共通しているのは「海の街」だということ。
特にジェノヴァはアメリカ大陸からやってくる新しい情報に敏感でした。ジェノヴァの船乗りさん用の生地、ブルージェノアがブルージーンズとしてアメリカで有名になったことからも、盛んに交流が行われていたことが伺えます。
私は日本にいた頃にジャズ・クラブに一時期通っていたこともあるので、イタリアのジャズにも興味がありました。
先日、イタリアで一番古い歴史を持つジャズ・クラブである「Louisiana Jazz Club」の代表であるRodolfo Cervetto(ロドルフォ・チェルヴェット)さんと、知り合うことが出来ました。
Louisiana Jazz Clubは1964年に誕生しました。幾度が場所を変えながらもずっと生演奏を聴かせてくれるジャズ愛好家達の憩いの場です。
ナット・アダレイや、ジミー・コブ、ポール・ブレイなど錚々たるメンバーがこのクラブで演奏してきました。
現在の場所はカルロ・フェリーチェ劇場のすぐ裏の路地にあります。近所には安くて美味しいことで有名なトラットリアもあり、雰囲気抜群です。
ロドルフォさんは、子供たちにジャズの楽しさを知ってもらおうとワークショップを開催したり、画家や写真家など様々なジャンルのアーティストとコラボを行ったりしています。2020年の秋には、日本公演も予定されていて、日本の写真家である太田淳一氏とのコラボの話が進んでいます。
そんなロドルフォさんが楽しんで企画しているのが、日曜日の朝のイベント「朝食をジャズで」です。
ジャズと言えば、夜のもの、というイメージがありますが、最近人気なのが、日曜日の朝にカップチーノとフォカッチャでお腹を満足させた後に、ジャズコンサート、という粋なイベント。先日の公演は入りきれなかったお客様がいたほど盛況でした。
イタリアのジャズは、聴いていてとても優しい気分になれるのです。
イタリア人らしい閃きと感性で磨き抜かれたジャズ。
この音楽もジェノヴァの海から内陸地に入ってイタリア中に広がっていったんだと思うと、感慨深いものがあります。
夏にはウンブリアジャズなどのフェスティバルが行われ国際的なスターミュージシャン達の演奏を楽しむことが出来ます。
イタリアのジャズの発祥地はジェノヴァ、ナポリ、バーリと言われています。
この三つの都市に共通しているのは「海の街」だということ。
特にジェノヴァはアメリカ大陸からやってくる新しい情報に敏感でした。ジェノヴァの船乗りさん用の生地、ブルージェノアがブルージーンズとしてアメリカで有名になったことからも、盛んに交流が行われていたことが伺えます。
私は日本にいた頃にジャズ・クラブに一時期通っていたこともあるので、イタリアのジャズにも興味がありました。
先日、イタリアで一番古い歴史を持つジャズ・クラブである「Louisiana Jazz Club」の代表であるRodolfo Cervetto(ロドルフォ・チェルヴェット)さんと、知り合うことが出来ました。
Louisiana Jazz Clubは1964年に誕生しました。幾度が場所を変えながらもずっと生演奏を聴かせてくれるジャズ愛好家達の憩いの場です。
ナット・アダレイや、ジミー・コブ、ポール・ブレイなど錚々たるメンバーがこのクラブで演奏してきました。
現在の場所はカルロ・フェリーチェ劇場のすぐ裏の路地にあります。近所には安くて美味しいことで有名なトラットリアもあり、雰囲気抜群です。
ロドルフォさんは、子供たちにジャズの楽しさを知ってもらおうとワークショップを開催したり、画家や写真家など様々なジャンルのアーティストとコラボを行ったりしています。2020年の秋には、日本公演も予定されていて、日本の写真家である太田淳一氏とのコラボの話が進んでいます。
そんなロドルフォさんが楽しんで企画しているのが、日曜日の朝のイベント「朝食をジャズで」です。
ジャズと言えば、夜のもの、というイメージがありますが、最近人気なのが、日曜日の朝にカップチーノとフォカッチャでお腹を満足させた後に、ジャズコンサート、という粋なイベント。先日の公演は入りきれなかったお客様がいたほど盛況でした。
イタリアのジャズは、聴いていてとても優しい気分になれるのです。
イタリア人らしい閃きと感性で磨き抜かれたジャズ。
この音楽もジェノヴァの海から内陸地に入ってイタリア中に広がっていったんだと思うと、感慨深いものがあります。