リグーリア版のモノポリー!寒い季節にぴったりのボードゲーム「パランケ」
夏は暑過ぎず、冬は寒過ぎず・・・で知られるジェノヴァですが、ついに寒波がやってきました。
先週、珍しく雪が降り、数時間で町中が真っ白になりました!「雪が積もるなんて何年ぶりかしらね〜」と近所の奥様たちが話をしていました。
そして今日も雪の注意報が出ましたが、街中は雪は降らず、山の上だけが真っ白になっていました。
しかし寒い!!!
もちろんこの国にはもっと寒い地域がもちろんあるのでしょうが、寒さに慣れていないジェノヴァでの寒冬は厳しいのです・・・。
まず住宅が寒さに対応していません。
窓ガラスは二重ではありませんし、我が家のセントラルヒーティングは零時を境に止まるため、靴下を履かなければ寒くてとても眠れません。
そんな寒い季節は、出来る限り家から出たくありません!
でも家の中にずっといるのも退屈です。
今回は、この街でじわじわとブームになりつつある卓上ゲームがあるので、ぜひご紹介したいと思います。
家の中で家族で集り、退屈しのぎにぴったりのゲームです。
このゲームは数年前に販売が開始され、現在は巷で有名になってきています。
ジェノヴァの街を歩いているとショーウィンドウによく飾っているのを見ますし、なにより口コミで「おもしろい」と伝わり、所有率がどんどん増えているそうです。
その名は「パランケ」!
我が家にも遂にやってきました。(クリスマスプレゼントで貰った)
ルールはいたってシンプルで、土地を買い、お金を稼ぎ、さらに所有する敷地内に建物を建てる、というもの。(8歳以上〜)
ゲームの名前である「パランケ」はジェノヴァの言葉で「お金」という意味。
ユーロのかわりに、パランケをお金の単位にし、
10パランケ、50パランケ、100パランケ、500パランケのお札を使います。
モノポリーで遊んだことがある人には簡単に楽しめるゲームです!モノポリーをもっと簡素化したものです。
さて、なぜにこのゲームはジェノヴァの人たちの心を掴んだのでしょうか!?
要点をまとめてご紹介いたしたいと思います!
①土地や道、建物の名前が実際に存在するもの
ジェノヴァを訪れことがある人、住んでいる人が知っている通りや建物の名前が使用されています。親近感が湧くため、ゲームは大盛り上がりです!
高級住宅地などは、土地代も良いお値段。そこに家を建てるとなればさらにお金が必要・・・!
②ジェノヴァ特有の地形が生きたゲーム
海と山が近い地形のため、たくさんの階段や坂道があることがジェノヴァの街の特徴のひとつ。
高台に住んでいる人たちの生活手段となっている乗り物、エレベーター(山の中を通り、高台までひとっ飛び)も発見!
10パランケを支払うと地上の道へワープできるようになっています。
他にも海沿いを走る高速道路もワープとして採用されています。
③地元の方言がたくさん使われている
地元の言葉がカードに書かれていておもしろい!書かれている内容もおもしろいです。
私や小学生の孫たちは「これってどういう意味?どうやって発音するの?」と聞いて、遊びながらジェノヴァ語の学習にもなります。
④紙幣の有名人のチョイスが洒落ている
ジェノヴァの有名人4名がお札になっています。
日本で有名なのは100パランケ札のコロンブスくらいでしょうか。
世界史が好きな方は500パランケ札のアンドレア・ドーリアをご存知のはず。
50パランケ札はイタリアで超有名なシンガーソングライター、ファブリツィオ・デ・アンドレ。
10パランケ札は歴史的に有名なコメディアン、ゴーヴィ。
さて、いかがでしたでしょうか。
ジェノヴァを訪れた方なら、絶対に楽しめるゲームなので、お土産やさんでの売れ行きもとっても良いのだそう。
遊びながらジェノヴァについて学べるゲームなので、今年のクリスマスにはプレゼント用にたくさん売り上げたそうです。
先日、パランケが遊べるゲーム屋さんを見ました。(知らない人同士で対戦するためのお店)
冬の寒さも忘れるほど熱中する人続々です!
ゲーム嫌いの私もハマってしまいました・・・。
先週、珍しく雪が降り、数時間で町中が真っ白になりました!「雪が積もるなんて何年ぶりかしらね〜」と近所の奥様たちが話をしていました。
そして今日も雪の注意報が出ましたが、街中は雪は降らず、山の上だけが真っ白になっていました。
しかし寒い!!!
もちろんこの国にはもっと寒い地域がもちろんあるのでしょうが、寒さに慣れていないジェノヴァでの寒冬は厳しいのです・・・。
まず住宅が寒さに対応していません。
窓ガラスは二重ではありませんし、我が家のセントラルヒーティングは零時を境に止まるため、靴下を履かなければ寒くてとても眠れません。
そんな寒い季節は、出来る限り家から出たくありません!
でも家の中にずっといるのも退屈です。
今回は、この街でじわじわとブームになりつつある卓上ゲームがあるので、ぜひご紹介したいと思います。
家の中で家族で集り、退屈しのぎにぴったりのゲームです。
このゲームは数年前に販売が開始され、現在は巷で有名になってきています。
ジェノヴァの街を歩いているとショーウィンドウによく飾っているのを見ますし、なにより口コミで「おもしろい」と伝わり、所有率がどんどん増えているそうです。
その名は「パランケ」!
我が家にも遂にやってきました。(クリスマスプレゼントで貰った)
ルールはいたってシンプルで、土地を買い、お金を稼ぎ、さらに所有する敷地内に建物を建てる、というもの。(8歳以上〜)
ゲームの名前である「パランケ」はジェノヴァの言葉で「お金」という意味。
ユーロのかわりに、パランケをお金の単位にし、
10パランケ、50パランケ、100パランケ、500パランケのお札を使います。
モノポリーで遊んだことがある人には簡単に楽しめるゲームです!モノポリーをもっと簡素化したものです。
さて、なぜにこのゲームはジェノヴァの人たちの心を掴んだのでしょうか!?
要点をまとめてご紹介いたしたいと思います!
①土地や道、建物の名前が実際に存在するもの
ジェノヴァを訪れことがある人、住んでいる人が知っている通りや建物の名前が使用されています。親近感が湧くため、ゲームは大盛り上がりです!
高級住宅地などは、土地代も良いお値段。そこに家を建てるとなればさらにお金が必要・・・!
②ジェノヴァ特有の地形が生きたゲーム
海と山が近い地形のため、たくさんの階段や坂道があることがジェノヴァの街の特徴のひとつ。
高台に住んでいる人たちの生活手段となっている乗り物、エレベーター(山の中を通り、高台までひとっ飛び)も発見!
10パランケを支払うと地上の道へワープできるようになっています。
他にも海沿いを走る高速道路もワープとして採用されています。
③地元の方言がたくさん使われている
地元の言葉がカードに書かれていておもしろい!書かれている内容もおもしろいです。
私や小学生の孫たちは「これってどういう意味?どうやって発音するの?」と聞いて、遊びながらジェノヴァ語の学習にもなります。
④紙幣の有名人のチョイスが洒落ている
ジェノヴァの有名人4名がお札になっています。
日本で有名なのは100パランケ札のコロンブスくらいでしょうか。
世界史が好きな方は500パランケ札のアンドレア・ドーリアをご存知のはず。
50パランケ札はイタリアで超有名なシンガーソングライター、ファブリツィオ・デ・アンドレ。
10パランケ札は歴史的に有名なコメディアン、ゴーヴィ。
さて、いかがでしたでしょうか。
ジェノヴァを訪れた方なら、絶対に楽しめるゲームなので、お土産やさんでの売れ行きもとっても良いのだそう。
遊びながらジェノヴァについて学べるゲームなので、今年のクリスマスにはプレゼント用にたくさん売り上げたそうです。
先日、パランケが遊べるゲーム屋さんを見ました。(知らない人同士で対戦するためのお店)
冬の寒さも忘れるほど熱中する人続々です!
ゲーム嫌いの私もハマってしまいました・・・。