2017年3月22日アマトリーチェのピロッツィ市長と面会し、
読者の皆様からご支援いただきました寄付金252,000円を直接渡すことができました。
(寄付金は、昨年の8月から年末までの『イタリア好き』バックナンバーの売上金全てと、
ズッキーニクラブ会員でもあり、スープストックTokyoを運営するスマイルズ所属の桑折敦子さんの呼びかけで実施した、「アマトリチャーナを食べて、アマトリーチェを支援しましょう!」というイベントで集まったお金)
支援プロジェクトの一環でもある「AMATRICE」のロゴの入ったパーカーで迎えてくれたピオロツィ市長は、
「日本からは本当にたくさんの応援、支援をいただいて感謝しています。」と、
我々を含め日本の方への感謝の気持ちを改めて伝えていただきました。
市長舎も危険地帯にあり、現在も仮設のプレハブで業務を行っていましたが、
そこにはイタリア各市の名前のはいった警察や、緊急車両も多く止まっていて、
全国規模での支援が続いていることを物語っていました。
市長室には、各方面から届いた応援メッセージ入った、サイン入りのサッカーユニホームや
Tシャツなどが多く飾られ、その中には日本からの千羽鶴もありました。
地震の被害は本当にアマトリーチェの中心地に集中していて、
瓦礫はまだ多く残り、復旧にはしばらく時間がかかりそうです。
その被災の中心地から1本道路を隔てたところでは家屋倒壊の被害はなく、
昼間は自宅で日常の生活を送っているようですが、やはり夜は不安もあり、
避難場所へ戻る生活が続いているようです。
今は余震もほとんど無くなったようで、
「このまま静かな生活に戻ってくれるといいけど」と、市職員の方は言われていました。
できるだけ早い復興を心からお祈りしています。
このたび寄付を寄せていただいた方には、この場を借りて御礼申し上げます。
ありがとうございました。
イタリア好き委員会 松本浩明