昨日5月29日は「エリオ ロカンダイタリアーナ」にて、第5回『イタリア好き』イベントでした。
お客様50名+イタリア人の友人ゲスト+スタッフ総勢60名の方が、大雨の中来場していただきました。
ありがとうございます。感謝です。
今回は予約受付開始から2日間で満席となってしまい、キャンセル待ちも8名もありました。
残念ながら一人のキャンセルも出ませんでした。
1部のカラブリア料理の料理講習会からスタートしました。
私たちが取材先で食べてきた、カラブリアに伝わる地元の料理を丁寧な解説で4品作ってくれました。
カラブリアの土地のこと、歴史のこと、そして料理の特長など、途中エリオさんの熱いお話を交えながら、
約2時間ほどの講習でした。
料理を教えてくれたのは、シェフのジェルマーノさん、
通訳とアシスタントでエリカさんがお手伝いしてくれました。
1品目は、夏野菜のマリネ「スカペッチェ」です。
長ナスとズッキーニのマリネなんですが、これ私の大好物です。
そのままでも、パンにのせて食べてもどちらでもイケます。
微発泡の白ワインには最高です。
2品目はナスの団子「ピッティセッレ」です。
これまた野菜がおいしいカラブリアらしい一品です。
見た目はお肉のお団子のようです。食べるとナスのうま味と食感が◎。
3品目はインゲン豆とポルチーニ茸のスープです。
お豆は、イタリアでも昔から大事なたんぱく源として多く食されてきました。
ポルチーニの香りがいいです。今回は乾燥ポルチーニを使いました。
4品目はンドゥイヤとリコッタチーズのパスタです。
ンドゥイヤはカラブリアの特産品のひとつです。
豚肉とラード、そして唐辛子を混ぜ、腸詰にして発酵させたものです。
今回使用するのは、エリオ ロカンダイタリアーナ自家製です。
リコッタチーズも北海道から取り寄せた牛乳を使った自家製です。
エリオさん曰く、
リコッタチーズは、残念ながら日本には本当に美味しいものはないそうです。
なので毎日手作りしているとのこと。
最後に予定されていませんでしたが、スペシャルとして、
エリオさんのおばあさんからずっと作られているサラダを作ってくれました。
アンチョビにケッパーとオーリオのドレッシングサラダです。
エリオスペシャルです!
エリオさんの話の中にもありましたが、イタリア料理はないとうこと、
その土地、土地の料理がそれぞれ特長があり、全く違うものである。
(これは『イタリア好き』のテーマですね)
日本と同じように、南北に細長い国で、北と南では気候も違うし、歴史も違います。
この南イタリアのカラブリアは、ギリシャ、アラブ系の侵略の歴史であり、
その頃からの食の歴史でもあります。
そして夏は40度近くにもなる熱さの中で、冷蔵庫のない時代に、食品をどう保存しておくか、
それが知恵として、唐辛子やマリネにしてオイル漬けにするなどの工夫がされてきました。
また、野菜が豊富に摂れますが、その力強い味の野菜をシンプルに活かして食べる。
これらが南のイタリア、カラブリアの食卓の工夫されたメニューとなっています。
本当にカラブリアでは、この力強い味の野菜に感動しました。
日本の野菜は味がない?いやなくなってしまったのですね。
自宅では、できるだけ味のある野菜を取寄せていますが、それでもあのジャガイモのおいしさや、
チコリやナス、トマトの味はなかなか出合えません。
このあたりのことはまた別の機会に書きます。
1部は、試食もしながらの2時間、大変充実した時間でした。
エリオさん、ジェルマーノさん、エリカさんありがとう。
(続きます)
お客様50名+イタリア人の友人ゲスト+スタッフ総勢60名の方が、大雨の中来場していただきました。
ありがとうございます。感謝です。
今回は予約受付開始から2日間で満席となってしまい、キャンセル待ちも8名もありました。
残念ながら一人のキャンセルも出ませんでした。
1部のカラブリア料理の料理講習会からスタートしました。
私たちが取材先で食べてきた、カラブリアに伝わる地元の料理を丁寧な解説で4品作ってくれました。
カラブリアの土地のこと、歴史のこと、そして料理の特長など、途中エリオさんの熱いお話を交えながら、
約2時間ほどの講習でした。
料理を教えてくれたのは、シェフのジェルマーノさん、
通訳とアシスタントでエリカさんがお手伝いしてくれました。
1品目は、夏野菜のマリネ「スカペッチェ」です。
長ナスとズッキーニのマリネなんですが、これ私の大好物です。
そのままでも、パンにのせて食べてもどちらでもイケます。
微発泡の白ワインには最高です。
2品目はナスの団子「ピッティセッレ」です。
これまた野菜がおいしいカラブリアらしい一品です。
見た目はお肉のお団子のようです。食べるとナスのうま味と食感が◎。
3品目はインゲン豆とポルチーニ茸のスープです。
お豆は、イタリアでも昔から大事なたんぱく源として多く食されてきました。
ポルチーニの香りがいいです。今回は乾燥ポルチーニを使いました。
4品目はンドゥイヤとリコッタチーズのパスタです。
ンドゥイヤはカラブリアの特産品のひとつです。
豚肉とラード、そして唐辛子を混ぜ、腸詰にして発酵させたものです。
今回使用するのは、エリオ ロカンダイタリアーナ自家製です。
リコッタチーズも北海道から取り寄せた牛乳を使った自家製です。
エリオさん曰く、
リコッタチーズは、残念ながら日本には本当に美味しいものはないそうです。
なので毎日手作りしているとのこと。
最後に予定されていませんでしたが、スペシャルとして、
エリオさんのおばあさんからずっと作られているサラダを作ってくれました。
アンチョビにケッパーとオーリオのドレッシングサラダです。
エリオスペシャルです!
エリオさんの話の中にもありましたが、イタリア料理はないとうこと、
その土地、土地の料理がそれぞれ特長があり、全く違うものである。
(これは『イタリア好き』のテーマですね)
日本と同じように、南北に細長い国で、北と南では気候も違うし、歴史も違います。
この南イタリアのカラブリアは、ギリシャ、アラブ系の侵略の歴史であり、
その頃からの食の歴史でもあります。
そして夏は40度近くにもなる熱さの中で、冷蔵庫のない時代に、食品をどう保存しておくか、
それが知恵として、唐辛子やマリネにしてオイル漬けにするなどの工夫がされてきました。
また、野菜が豊富に摂れますが、その力強い味の野菜をシンプルに活かして食べる。
これらが南のイタリア、カラブリアの食卓の工夫されたメニューとなっています。
本当にカラブリアでは、この力強い味の野菜に感動しました。
日本の野菜は味がない?いやなくなってしまったのですね。
自宅では、できるだけ味のある野菜を取寄せていますが、それでもあのジャガイモのおいしさや、
チコリやナス、トマトの味はなかなか出合えません。
このあたりのことはまた別の機会に書きます。
1部は、試食もしながらの2時間、大変充実した時間でした。
エリオさん、ジェルマーノさん、エリカさんありがとう。
(続きます)