カラブリア取材日記 2日目夜 宿泊先とイタリアンファミリーと家庭の味

2日目の夜

宿泊先のホテルがどうしても設備に無理があり、

寒くて眠れないという状況。

急きょ、エリオさんのお姉さんの家に宿泊先を移すことになる。

この夜は、我々が来ているということもあり、

家族が集まり皆で食事することになっていたらしく、

家に到着するとマンマと姉妹たち夫婦とその子供たち、家族皆で迎えてくれた。



食卓には既に料理が数多く並べられていて、

席に着くと豆を煮込んだ熱々のパスタが運ばれてきた。



寒い思いをしていたのを気遣ってくれたらしい、

この心遣いに感謝。

そしてこの日のヒットは、なんといってもチーマデラーパとジャガイモのいため、

カラブリア風(唐辛子を使ってます)。



今がまさに旬のチーマデラーパ。このほろ苦い味が日本の菜の花に近い味。

またこちらのジャガイモも味が濃くておいしい。

(これから先もジャガイモはたくさん食べることになる)

そしてもちろんワインは自家製。

対外イタリア人は、自分のワインが一番おいしいと言う。

でも、そうでないときも多いが、ここのワインはいける。

食事が終わり、部屋へ。

2階にある子供たちが以前使っていた部屋が、我々の宿泊先になった。

ここにあと4日滞在する。

色々と気遣いや不便もあるが、何より凍えずにすむのはありがたい。