かつては各家庭に織り機があり、機織りが女性の生活の一部だったという。今回は、織物で有名な小さな村モローゴにある協同組合「ス・トロバッチュ(織り機という意味)」を訪ね、伝統を残すべく女性たちが織ってくれた作品を紹介します。(『イタリア好き』Vol.39 P34~35参照)
■モーゴロの伝統的な織物とは
かつては家を飾るためにタペストリーが多く作られていた。伝統的な柄としては鳥や噴水がモチーフとなったもの、その他に鳩や馬などもよく織られている。カラフルさもモーゴロの織物の特徴で、1970年代からはパステルカラーの作品も登場してきたが、色や図柄が多いため、1日に8cmほどしか進まないという。けれども一織一織と織られる様はずっとみていても飽きないほど。
また、麻や羊毛はモーゴロのものを使用している。昔はザクロやクルミなど天然素材で染めていたそうで、昔と全く同じとはいかないけれど、しっかりと伝統を継承したいという熱意が感じられる。
■機織りを継承する女性たち『ス・トロバッチェ』とは
機織りで有名なこのエリアの伝統を残したいという思いから40年ほど前に女性7人で立ち上げた協同組合。工房内は、いつもバタンッ!バタンッ!という大きな機織り機の音が響き渡っている。最近では若い人を育てるべく、工房でワークショップや織物コースも開催している。
▲伝統を継承する女性たち | ▲機織り工房 |
■1点ものの商品ラインナップ
タペストリーとしてはもちろんのこと、テーブルセンターとしてなどお部屋の雰囲気に合わせてお使いいただけます。
【A】黒系タペストリー
幸せと豊作のシンボルであるぶどうの木のつるとぶどうの房が、ビビットな赤い糸で刺繍されています。ベースは黒色のひし形模様。(サイズ:横112cm×縦31cm)
【B】ベージュ系タペストリー
ベースはベージュのひし形模様。そして伝統柄といわれる鳥や噴水が刺繍されています。(サイズ:横100cm×縦32cm)
【C】パステル系タペストリー
パステルカラーで刺繍された女の子の絵柄がとってもキュート。(サイズ:横103cm×縦25cm)
【D】ベージュ系ラグマット
厚手でとっても肌触りのよいラグマット。玄関マットとして、またバスマットとしてもお使いいただけます。(サイズ:横58cm×縦51.5cm)
■アレンジイメージ
▲絹織物をタペストリーとして |
▲ラグマットをベットサイドに |

■織物博物館 -サムゲオ-
サルデーニャの織物に興味を持った方はぜひ行っていただきたい!島中から集められたコレクション作品が展示され、昔の風習や伝説を知ることができますよ。
>>藤田さんの記事はこちら
◆商品詳細について◆
素材 |
A/C/D:コットン、B:コットン・リネン |
サイズ |
各商品参照 |
使用上の注意点 |
お洗濯の際は、水とマルセイユ石鹸(天然成分の石鹸)で手洗いをおすすめします。
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制作 |
ス・トロバッチュ |
生産国 |
イタリア |
◆お届け方法・送料について◆
レターパックでのお届けとなります。(全国一律:370円)
※不在時は不在票がポストへ投函されます。1週間以内に再配達手配をお願いいたします。
◆販売商品一覧◆
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■サルデーニャの伝統織物(商品一覧)
[A]黒系タペストリー/27,610円(税込み)売り切れ |
[B]ベージュ系タペストリー/27,610円(税込み)売り切れ |
[C]パステル系タペストリー/22,000円(税込み)売り切れ |
[D]ベージュ系ラグマット/9,570円(税込み)売り切れ |