先週の金曜日に２９日に開催するイベントの打ち合わせに、 エリオ・ロガンダイタリアーナへ行ってきました。 全体の流れと、料理の構成などを話し合い、概ね決めてきました。 概ねというのも、あと食材次第という感じです。 お昼も食べました。 イベントで出されるであろうパスタの説明を、シェフのジェルマーノさんから丁寧にしてもらいました。 これは私が注文したパッケリ（Paccheri）です。ンドィヤのトマトソースとリコッタチーズを絡めたもの。 現地でもよく食べました。ですが、このパッケリ（paccheri）は元々はカンパーニャのものです。 そして今回は、スカフェトーネ（Scaffettuni）右かセダニ（Sedani）左が供されるでしょう。 これは全部カラブリア出身のシェフ、ジェルマーノさんの手打ちです。 最後はマシンに入れて、ギザギザの筒から出てきます。 パッケリ（Paccheri）はカンパーニャ方言で、ビンタした時の音を意味しています。 スカフェトーネ（Scaffettuni）も同様に、これはカラブリア方言です。 パスタを打つ時の音がその音と同じということで、このような名前がついたそうです。 少しカラブリアの方が細いのは、ビンタの威力と関係しているのでしょうか？ そんなことはないですね。 南の人はショートパスタが本当に好きで、よく食べますね。 この細かいギザギザと、筒の中に入り込んでいくソースのからみ具合と、 食べた時の歯ごたえが何とも言えない幸せな瞬間ですね。 そしてからまるンドィヤ、これもジェルマーノさんの手作りです。 楽しみです。 そして、今回、本誌で人気だったページで、カラブレーゼの人気のドルチェがありました。 その中でも紹介しています、タルトーフォもイベントのドルチェとして提供予定です。 半分に割った写真ですが、チョコジェラートの中に、バニラのジェラートが入っています。 本誌では、イチジクのシロップですが、これはリクィリッツィアのリキュールです。 チョコと混ざると、黒みつのような味わいになり、濃厚で深みのある味になります。 リクィリッツィアは好き嫌いがわかれますが、これなら大丈夫！日本人好みの味です。 リキュールも当然のことながら手作りです。 お好きな方はそのまま飲んでもいけますよ。私はとっても好きなんです。 ドルチェは他にも出るので、ひとつ丸ごとは絶対に食べたれませんので、 このように切り分けて提供される予定です。 お楽しみに！