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マンマの料理フェスタ2016@伊勢丹新宿店終わり

伊勢丹イタリアフェアで開催した「マンマの料理フェスタ2016@伊勢丹新宿店」が終了しました。

ご来店いただきました多くの”イタリア好き”の皆さまありがとうございます。
皆さまと一緒に楽しい時間を共有することができました。
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このイベントの出展が決まる前に伊勢丹では「わざわざ人のお母さんの料理を食べたいと思うの?」という意見もあったようです。
星付きリストランテのシェフでも、有名シェフでもないし、分からない人にはしょうがないことです。
特に無理に伊勢丹でやることを望んではいなかったですが、それでも「ぜひやりましょう!」と言っていただいたので、
やるならそれなりの見え方はしたいと希望しました。
その結果、担当の方の理解と尽力によって、ある程度のスペースと、BARもあるPIAZZAのイメージを確保することができました。

あとはどのような料理を提供して皆さんに楽しんでいただきながら、よりイタリアを感じてもらえるか、
そして少しの気づきを与えられるのかなと考えました。
ウンブリアから送られてきたメニューは、豆料理やチコリアのソテーなど地味なウンブリアらしい料理でした。
それを見て「インカント」の小池シェフとふたりでこういう料理を出してわかってもらえると嬉しいよね〜と話していました。
シチリアはトマトやナス、イワシを使った料理で、見た目にもわかりやすいし、ある程度は馴染みがあるので比較的安心していました。
そしてレシピに基づいてウンブリアは「インカント」の小池シェフ、シチリアは「ピノサリーチェ」柳シェフ、ドルチェは赤松さんが試作を始めました。
当然自分たちのレシピとは違うことへの疑問や驚きがありましたが、
マンマのレシピにできる限り忠実に(どうしても入手できない食材などは代用を考え)再現してマンマの来日を待ちました。

来日後は確認、修正もしつつそれぞれの料理となりフェアを迎えました。
開催当初は少し不安もありました。日を追う毎にお客様の入りも良くなり、反応もダイレクトに良いと感じました。
シチリア料理の反応は予想通り良く、心配していた地味なウンブリア料理もその滋味深い味に「おいしかったです」と言って帰られるお客様、
リピートされるお客様も多くいて、本当に嬉しかったです。
そしてそれは料理は商品ではないということを理解してくれているのではないかとも思ったのです。
イタリア郷土料理には、歴史や生活、知恵などさまざまなものが重なり、大切にされマンマたちは受け継いできました。
それを楽しく、おいしく感じてもらえたら嬉しいからです。

お店の営業もありながら、毎日伊勢丹にも来て料理をしてくれている、インカントとピノサリーチェの面々には心から感謝します。そしてもちろんマンマたちにも。
BARでは阿部さんが淹れるおいしいカフェだが飲めるし、さあ、皆さん伊勢丹6階「ピアッツァ イタリア好き」へお越し下さい。
お待ちしてます!
今日も元気に、前向きに!

抜群のコストパフォーマンス、注目のトスカーナ南部モンテクッコ カステッロ・コッレ・マッサーリ Presented by モンテ物産

Montecucco(モンテクッコ)DOCG、と聞いてもピンとこない方も多いかもしれないが、モンテクッコは近年注目が集まっているエリアだ。
モンテクッコDOCGは2011年に制定された比較的新しいDOCGで、サンジョヴェーゼを90%以上使用することが義務付けられている。フィレンツェから南に120kmほど下ったところに位置しており、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノDOCGエリアの南西側に隣接している。
トスカーナと言えばキアンティ、ブルネッロ、ヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチァーノなど、強豪ひしめくワインの銘醸地だ。他のエリアと同じくモンテクッコでもブドウは栽培し続けていたが、Montecucco DOCですら1998年にようやくできたという、近年まで日の目を浴びてこなかったエリアだ。

▲チーフ・エノロゴ(醸造家)ルカ・マローネさん
▲チーフ・エノロゴ(醸造家)ルカ・マローネさん
今回訪れたコッレ・マッサーリ社のチーフエノロゴ(醸造家)、ルカ・マッローネさんが説明してくれた。同社は、2014年にガンベロ・ロッソ誌で最優秀ワイナリーに選ばれた、モンテクッコエリアを代表するワイナリーの一つだ。
「2000年に設立された遅咲きのモンテクッコ協会は、他のエリア、特にモンテクッコをはさんで北にあるブルネッロと南にあるモレッリーノと差別化を図ったんだ。協会が独自のテイスティングを行って、一定の品質を認めたワインに一本一本ナンバリングされた協会のロゴ入りシールを貼って、協会の“お墨付き”だとわかるようにしたんだよ。また、DOCGが制定された際に、モンテクッコDOCGの1haあたりの収量上限は7トンに定められたが、これはバローロ、バルバレスコ、ブルネッロといったDOCGの8トンよりも厳しい規定になっている。規定を甘くすると、それをいいことに規定から外れないぎりぎりのワインを安価で大量に生産して質を下げる造り手が出てくるから、全体のレベルを高い位置にキープするためには厳しいことはいいことなんだ。」

▲ポッジョ・ロンブローネ
▲ポッジョ・ロンブローネ
コッレ・マッサーリ社のトップワイン“ポッジョ・ロンブローネ”モンテクッコ・リゼルヴァDOCGは、さらに厳しい剪定と収穫時の選果を行って、1haあたり4トンの最良のブドウのみを使用している。サンジョヴェーゼを90%以上の規定ながら100%使用し、4000Lの大樽で30カ月熟成させるという、さながらブルネッロへの挑戦状のようなワインだ。

▲美しいブドウ畑。全て有機栽培
▲美しいブドウ畑。全て有機栽培
「コッレ・マッサーリ社のもう一つの特徴は、全てビオ(オーガニック)認証を取っていることだ。と言ってもただ認証を取ることが大事ということではなく、根、茎、葉、ブドウが全て最も良い状態で健康に育ち、自然とのバランスが取れる方法を追求していく過程で、ビオ認証の規定にあてはまったというだけなんだ。そして、それがこの土地のアイデンティティをより良く表現できる方法なんだよ。良いブドウができれば、あとはそれにできるだけ手を加えずにワインにすればいい。
▲(左)重力を利用してモストをタンクに移動させるエコロジカルなワイナリー設備。/(右)ティネッロと呼ばれる発酵槽。丁寧にピジャージュを行なう。
▲(左)重力を利用してモストをタンクに移動させるエコロジカルなワイナリー設備。/(右)ティネッロと呼ばれる発酵槽。丁寧にピジャージュを行なう。
“ポッジョ・ロンブローネ”ともう一つのリゼルヴァ“コッレ・マッサーリ”については、天然酵母を使用して自然発酵させる。温度管理もせずに、1000Lのオーク樽でピジャージュ(櫂入れ)をしながら3~4週間じっくりとマセラシオンをするんだ。よく「ビオ」と聞くと、独特の変わった臭いがするワイン、とネガティヴにとらえて敬遠する人がいるが、それは単に醸造過程で欠陥を持ってしまったワインもそうと知らずに飲まれてしまっているからなんだ。ワイナリーを清潔に保ち、気をつけていれば不快臭は生まれない。我々のワインを飲んで嫌な臭いを感じたことなんてないだろう?」
“ポッジョ・ロンブローネ”を飲みながらルカさんが問いかける。
全くその通りだ。樹齢50年の古木が生み出す複雑な香りの中に不快な要素など一片も無い。
リリース直後は固く閉じているので、若いビンテージはデカンタージュしたほうが楽しめるだろう。ただ、秘められたポテンシャルの高さは感じていただけるはずだ。

モンテ物産
http://www.montebussan.co.jp/
▼モンテクッコ カステッロ・コッレ・マッサーリのワインはこちら▼
http://www.montebussan.co.jp/wine/Collemassari.html

マンマの料理フェスタ2016 in 伊勢丹 新宿店 開催!

あの「マンマの料理フェスタ」が
伊勢丹 新宿店のイタリアフェアで開催!

2組のマンマが来日しイタリア郷土の味を皆さんにふるまいます。

今回来日するのは
シチリア州のリーナ・ミリオーレさん
ウンブリア州のフランチェスカ・フィリッピさん

2人のマンマはこれまで開催された「マンマの料理フェスタ」に参加していて、
日本のことが大好き!
今回の急な依頼も快く引き受けてくれました。

もちろんイタリアフェアにはフード、ファッション、リビングなど様々なジャンルのイタリアが大集合!

マンマのお料理とともに、イタリアをたっぷり楽しんでください!

◆◇◆ 開催概要 ◆◇◆

日時 :9月27日(火)~10月2日(日) 6日間
    10:30~20:00 ※最終日は19:00終了

場所 :伊勢丹新宿店 本館6階催事場 
    イタリアンフード&リビングフェスタ内 フードコート(入場無料)

内容 :〇マンマが作るシチリア州・ウンブリア州の郷土料理(下記参照)
    (イートインまたはテイクアウト)
    〇バールコーナー(カフェ、2州のワイン)
    〇イタリア好きブース(バックナンバー、グッズなどの販売)
    〇マンマの料理セミナー(29(木)11:00~/14:00~)
     ※セミナーは別会場。有料申込制。申込終了。

◆◇◆ 来日マンマの紹介 ◆◇◆

リーナさんシチリア州 リーナ・ミリオーレさん
雄大な自然と、侵略の歴史の中で育まれてきた多様な文化と、力強くエキゾチックな食が魅力的なシチリア州。
リーナさんはバロックの街ノートの郊外で、カンティナを営む一家のマンマ。家庭で受け継がれている、シチリアーニの大好きな品を作ります。
リーナさんは2014年に汐留イタリア街で開催された「マンマの料理フェスタ」にも参加してくれました。今回も娘のフェデリカさんと共にやってきます!

DSC_0198ウンブリア州 フランチェスカ・フィリッピさん
森に囲まれ緑豊かな土地を有し、中世の面影を残す町が数多くあるウンブリア州。
テルニ県マッキエ村でご両親と供に肉屋を営むフランチェスカさん。
豆料理や野菜料理、ポルケッタ、ウンブリアらしい素朴な味で楽しませてくれます。
フランチェスカさんは、2012年に兵庫県赤穂市で開催された記念すべき第1回目の「マンマの料理フェスタ」に参加してくれました。
マッシモツアーでも訪れた、ウンブリアのアグリトゥリズモ・サン・クリストフォロのジュリオ氏の奥様である麻衣子さんが一緒に来日してくれます。


◆◇◆ マンマを支える強力な助っ人シェフ ◆◇◆
ズッキーニパートナーズ店舗のシェフが2組のマンマをサポート!

pinoシチリア州/ピノサリーチェ 柳令子シェフ/パスティッチエーラ 赤松恭子
シチリア料理を提供するお店として定評のあるピノサリーチェ。
細身の体でもそのがんばりは人一倍、シチリアでの修行経験のある柳シェフ(写真右)。リーナさんのレシピを見て、真剣にどこまで再現できるかを試作を重ねてくれてます。 そして、ドルチェをメインに担当してくれるのはパスティチエーラの赤松さん。限られた条件の中でもできるだけシチリアらしいドルチェを提供したいと、マンマにリクエストして4品を追加してショーケースを飾ります。
>>ピノサリーチェwebサイトはこちら

incanto ウンブリア州/インカント 小池教之シェフ
来日するフランチェスカさんの暮らす、ウンブリア州のテルニ県のレストランでの修行経験もある小池シェフ。
ウンブリア州のしみじみと素朴でシンプルな料理が好きだったと語り、マンマからあがってきた今回のメニューを見て、「ウンブリアらしい料理」と微笑。
派手さはないけれど、その地方の暮らしぶりとイタリアの良さ、奥深さがさらにわかってもらえたらと、マンマと共に、マイナーなウンブリア州に光を当てたいと意気込んでいます。
>>インカントwebサイトはこちら


◆◇◆ ご提供料理 ◆◇◆

<<シチリア郷土料理>>

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2)SARDE A BECCA FICU(イワシのベッカフィーコ)
3)INSALATA DI POLPO CAROTE E SEDANO(タコとニンジンとセロリのサラダ)
4)CAVATELLI ALLA PALERMITANA(イワシと松の実、干しブドウのパスタ)
5)PASTA AL FORNO(パスタ・アル・フォルノ)
6)TORRONE SICILIANO(シチリア風アーモンドのトッローネ)
7)BIANCO MANGIARE ALLE MANDORLE(シチリアドルチェの定番ビアンコマンジャーレ)
8)BISCOTTI RICCI(アーモンドのビスコッティ)
9)CROSTATA DI MARMELLATA DI ARANCIA (オレンジジャムのタルト)

<<ウンブリア郷土料理>>
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1)CROSTINO CON PATE DI FEGATINI DI POLLO(鶏レバーペーストのクロスティーノ)
2)ZUPPA DI LENTICCHIE (レンズ豆のスープ)
3)INSALATA DI FARRO(スペルト小麦のトレビアーノ風味)
4)CICORIA RIPASSATA IN PADELLA(チコーリアのソテー)
5)PORCHETTA (ポルケッタ)
6)SPEZZATINO DI CINGHIALE (猪の煮込み)
7)MANFRICOLI AL TARTUFO(手打ちパスタ マンフリーコリのトリュフソース)
8)ZUPPA INGLESE(ズッパ・イングレーゼ)
9)PANE (イタリアパン)


◆◇◆ バールコーナー ◆◇◆

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ピエトレ・プレツィオーゼ 阿部圭介さん
バリスタとして十数年にわたり実績を重ねてきた
「ピエトレ・プレツィオーゼ」のオーナーバリスタ阿部圭介さんが
おいしいカフェとシチリア・ウンブリアのワインをサービスしてくれます。

>>ピエトレ・プレツィオーゼwebサイトはこちら


◆◇◆ イタリア好きブース ◆◇◆

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イタリア好きブースでは、バックナンバーと書籍を販売!
在庫切れで販売終了となっているものも、保管用から特別に蔵出ししましたよ~!
この機会にGETしてくださいね!



◆◇◆ マンマの料理セミナー ◆◇◆

seminar来日したマンマによる料理教室を開催!
6階フードコートで提供するメニューを、より詳しくご紹介します!
(各州2品程度)
マンマの料理の美味しさの秘訣を、是非間近でじっくりと見て感じてください。
解説はおなじみイタリア料理研究家の長本和子さんです。

〇日時:9/29(木)
    11:00~ シチリア州 リーナ・ミリオーレさん/長本和子さん
    14:00~ ウンブリア州 フランチェスカ・フィリッピさん/長本和子さん
    ※1時間30分程度を予定しております。

〇場所:伊勢丹新宿本店 本館7階 バンケットルーム

〇料金:2000円(税別)
    試食あり。レシピ、お土産付き。

〇定員:各回20名

〇申込〆切:定員になりましたので申込〆切とさせていただきました。

▼申込・詳細はこちら▼
http://italiazuki.com/?p=18369

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皆さまのご来場、お待ちしています!!

GRAZIE!

イタリア中部地震に伴う被災地支援として『イタリア好き』バックナンバー売上を寄付へ

イタリアの地震について、
多くの方からお見舞いの言葉をいただきました。

被害の大きかったアマトリーチェは取材にも訪れた地です。
アマトリチャーナが人気とういことで取材した「Hotel Ristorante Roma」では
宿泊者を含め70名あまりの方が犠牲になられたということです。

亡くなられた方のご冥福を心よりお祈りします。

イタリア好き委員会では、
地震発生時の8月24日まで遡りバックナンバーの売上全てを、
今回の被災地支援として寄付することにしました。

寄付先は、確実に被災者に届く方法をとりたいと考えています。
決定後に改めてお知らせします。

”イタリア好き”の皆さまのご支援、ご協力をよろしくお願いします。


                   イタリア好き委員会 一同

▼バックナンバー購入はこちら!▼
http://italiazuki.com/backnumber/

マンマの料理セミナーin 伊勢丹 新宿店

マンマの料理フェスタ2016 in 伊勢丹 新宿店にて
1日限定!来日マンマによる料理教室を開催!

ここでしか体験できない本場マンマの料理を目の前で。

6階フードコートで提供するメニューを、より詳しくご紹介!
マンマの料理の美味しさの秘訣を、是非間近でじっくりと見て感じてください。

解説はおなじみイタリア料理研究家の長本和子さんです♪

■日時とお料理:
 9月29日(木)
  1) 11:00~ シチリア州 
   リーナ・ミリオーレさん/長本和子さん
   ●イワシと松の実、干しブドウのカヴァテッリ
   ●パルミジャーナ
  2) 14:00~ ウンブリア州
    フランチェスカ・フィリッピさん/長本和子さん
   ●サマートリュフソースのマンフリーコリ
   ●ファッロ(スペルと麦)のサラダ
※各1時間30分程度を予定しております。

■場所:
伊勢丹新宿本店 本館7階 バンケットルーム

■料金:2000円(税別)
試食あり。レシピ、お土産付き。

■定員:各回20名

■申込〆切:~9/25(日)

※本セミナーは観覧型となります。
※クレジットカードまたは銀行振込にて、事前のお支払いをお願いいたします。
銀行振込は9/26(月)15:00までにお願いいたします。
※9/27以降はキャンセル料がかかりますのでご注意ください。


▼お料理セミナーお申込み▼

マンマの料理フェスタ2016 in 伊勢丹 新宿店
▼開催概要はこちら▼
http://italiazuki.com/?p=18282

地ブドウのもつ魅力を最大限に引き出す マルケ&アブルッツォ州の最高峰ウマニ・ロンキ Presented by モンテ物産

マルケ州、と聞いてトスカーナの東側にある州だとすぐに思い浮かんだ人はイタリア通だ。
同州の土着品種(地ブドウ)はヴェルディッキオやモンテプルチァーノで、今でこそ世界中で当たり前のように売られているが、この州のワインを一躍有名にしたのはウマニロンキ社だと言っても過言ではないだろう。

▲ミケーレさんとマッシモさん
▲ミケーレさんとマッシモさん
「1970年代からすでに畑の改善や収量制限などによってワインの品質は向上していたが、土着品種のモンテプルチァーノとカベルネ・ソーヴィニョンに少しメルローを加えた“ペラゴ”が高い評価を受けたことで、世界中にウマニロンキ社とマルケ州の名前が広まったんだ。」そう説明するのはウマニロンキ社のCEO、ミケーレ・ベルネッティさんだ。

ミケーレさんの祖父が、創業者ウマニロンキさんからワイナリーを買い取り、父のマッシモさんとミケーレさんの代で飛躍的に生産量が増え、それに伴って品質も向上した。

「1991年から2001年までの間、醸造コンサルタントを務めていたのは、“サッシカイア”、“ソライア”、“ティニャネッロ”などを生み出した伝説的な醸造家、ジャコモ・タキスさん(今年2月に惜しまれつつ逝去された)だ。彼の発案で1994年に初めてリリースした“ペラゴ”が、 世界で最も厳しく、権威があると言われる品評会“インターナショナルワインチャレンジ”で、7000本まで厳選された世界中の名だたるワインの中から3つのNo.1を同時に獲得したんだ!それも、ベストニューワイン賞(全てのファースト・ヴィンテージのワインの中でNo.1)、最優秀イタリアワイン、最優秀赤ワインという非常に栄誉ある賞だ。」

▲ペラゴ
▲ペラゴ
嬉しそうに話す息子ミケーレさんの傍らで、マッシモさんは故ジャコモ・タキスさんとの思い出に浸るように“ペラゴ”のボトルを見つめて微笑んでいた。

2002年以降は、まさに着任したその2002年のガンベロロッソ誌で“最優秀エノロゴ(醸造家)”に選ばれたジュゼッペ・カヴィオラ氏が醸造コンサルタントを引き継ぎ、この上なく贅沢なバトンタッチとなった。
「“ペラゴ”の成功はもちろん喜ばしいことだが、ずっと我々を支えてきてくれたのは、赤はモンテプルチァーノ、白はヴェルディッキオという土着品種だ。この二種類のブドウの品質を高いレベルで保ち続けたのが、これまでの成功につながっているんだと思う。」
赤ワインでは、厳選されたモンテプルチァーノだけを使用したトップの“クマロ”、漫画「神の雫」がきっかけで爆発的に売れた“ヨーリオ”、“サン・ロレンツォ”、“ビアンキ”など、白ワインでは、ガンベロロッソ誌で2009年ヴィンテージが白ワイン・オブ・ザ・イヤーに選ばれた“カサル・ディ・セッラ・ヴェッキエ・ヴィーニェ(樹齢の高い樹)”、“カサル・ディ・セッラ”、“プレーニオ”など、ウマニロンキ社は幅広い価格帯で土着品種を前面に出した高品質ワインを造り続けている。
ラベルを見れば、どこかで飲んだことがある、という方も多いのではないだろうか。

▲ヴェルディッキオ
▲ヴェルディッキオ
▲モンテプルチアーノ
▲モンテプルチアーノ

「“カサル・ディ・セッラ・ヴェッキエ・ヴィーニェ”はヴェルディッキオ100%で、熟成は木樽を使わずステンレスのみだ。ヴェルディッキオ本来の味とポテンシャルをストレートに表現したこのワインが最優秀白ワインとして評価されたのは、本当に嬉しいよ!でも、もちろんここで満足して歩みを止めることはないよ。なにが改善できるかを常に皆で話し合って実践している。マルケ州のワインの良さをもっと色々な人に知ってもらいたいんだ!」
地ブドウの魅力あふれる彼らのワインをまだ飲んだことがなければ、一度飲んでみる価値はあるだろう。ウマニロンキ社のワインはどれを飲んでも、「田舎の粗野な味」ではなく、地ぶどうの特徴を保ちつつ洗練された味わいを楽しんでいただけるはずだ。

モンテ物産
http://www.montebussan.co.jp/
▼ウマニ・ロンキ社のワインはこちら▼
http://www.montebussan.co.jp/wine/UR.html