マンマの料理フェスタ2013 葉山 ヴァレダ・アオスタ州マンマの食事会(1)

2013年10月5日

葉山町一色にある、サルデーニャ料理イル・リフージョ・ハヤマでは、

ヴァッレ・ダオスタ州 のマンマ、グローリーさんの食事会が開催されました。





グローリーさんは、日本へ出発前に足を負傷してしまい、空港の迎えた時は、車イスで出てきました。

「杖をついていたから航空会社が用意してくれたの」「大丈夫よ」

それでも、日本にいる間はずっと杖をついていました。

完全か体調ではない中で、実にていねいに、一生懸命に料理をつくってくれました。



アオスタ流コーヒー文化の「グロッラ」の説明をするイタリア料理研究家の長本さん。

木をくり抜いてつくった「グロッラ」で飲むコーヒーは、友情の杯と言われ、

いくつも付いている飲み口から回しのみするというのも。

寒く雪深い山の中で生活する人々が、お互いの信頼関係を築くひとつの方法であった。



アオスタのサラミと、キノコのクロスティーニに、

ペペさん特製の山羊のチーズディップ。



チリメンキャベツとフォンティーナチーズのスープ。

あつあつでどうぞ!



本当はフォンティーナチーズのニョッキのはずだったのですが、

グローリーさんの提案で、トマトのニョッキになりました。

「アオスタらしくないね」という問いに、「イタリアでは、トマトソースはどこの家庭でも食べるでしょ」って、

全てがフォンティーナチーズの味で、重くなってしまっては、

お客さんが大変でしょうというお客さん思いの心遣いの一品です。





フォンドゥータ(フォンティーナチーズのチーズフォンデュ)はアオスタのごちそう!



おいしいよ〜〜