サルデーニャ州(藤田 智子)

サルデーニャに恋して。。。

サルデーニャに恋して住み着いてしまった私が”食”をテーマにサルデーニャをコーディネート。
いろんな顔を持つサルデーニャを様々な切り口からご紹介していきます。

第一回めはこの時期サルデーニャでは一大イベントとなった”Autunno in Barbagia”(バルバジアの秋)
祭りについて。

毎年9月からクリスマス前までの週末に内陸のバルバジア地方の町村で行われる文化祭。
もとは”Cortes Apertas-サルド語で直訳すると中庭を開放”と呼ばれ、今では使われなくなった(中には
まだ人が住んでいることもあり)古い伝統的なお家を開放しその村独特の伝統的な”食”や”工芸”、その製造
過程を披露するお祭りとしてオリエナが始め、その後いくつかの町村で独自に行われていました。

それをバルバジァ地方の県庁であるヌオーロの商業会議所がそれ以外の町村にも呼びかけ、約20年ほど前
からこの時期にいろんな町村で行われるようになり、その参加町村数は年によって多少変化するものの27
にも上ります。しかし”Cortes Apertas”というのは最初にこの名称を使ったオリエナでしか使えないと
いうことになり、それぞれの町村が各自に名称をつけ、総称して”Autuuno in Barbagia”と呼ばれる
ようになったそうです。

多い時には3つの町村が同日に行うのでハシゴをすることも多々あり。。。(笑)
島各地からだけでなく、本土やイタリア以外の国からの観光客も年々増えて観光バスで訪れる団体も少なく
ありません。伝統的なものを残していくということと町村に人を呼ぶ、という村おこしの一環として今では
島の欠かせないお祭りとなっています。最近ではこの文化祭の成功を見て、島のその他の地方でも春の~、
とか同じようなお祭りを真似するところも(笑)

今年の”Autuuno in Barbagia”はまだまだ開催中ですが、すでに終わったオリエナとオルゴゾロの様子、
ちらっとご覧下さい。

オリエナ-サルデーニャを代表するパン、パーネカラザウの発祥地として知られる町、オリエナは雄々しい
スーペル山脈の裾野に位置します。オリエナ人のホスピタリティ溢れることは島の中でも有名でそのおもて
なし精神は”Cortes Apertas”でも発揮されます。
パーネカラザウ作りのデモ

カラフル、豪華な刺繍も有名

子供たちも一役買って大活躍


オルゴゾロ-オリエナから車で約15分、山の上にある壁画で有名な町。1960年頃から羊飼いの苦悩、政治的
悪徳行為に反する詩や反戦争などの画が描かれ始め、現在も増え続けており、町中壁画で溢れています。
その壁画を見学に来る観光客も年々増えています。
カラフルなオルゴゾロの伝統衣装

町中で見られる壁画

蚕から絹糸を作る工房もあり


知れば知るほど興味が尽きないサルデーニャの魅力をうまく伝えていければ良いな、と思っています。
どうぞよろしくお願いします。

まだまだ知られざるサルデーニャの魅力を”食“を通してご紹介します。

藤田 智子(Fujita Tomoko) Delizie主宰。大阪でイタリア家庭料理店を経営後、’00年にイタリアに渡りピエモンテを拠点に各地のアグリツリズモで料理修業。’03年よりサルデーニャに移住し、家庭料理や食材の探求を続ける傍ら”食”をテーマに現地の旅行、視察、料理教室などをコーディネー ト。日本でも料理教室を年何回か開催。著書に"家庭で作れるサルデーニャ料理"(河出書房新社)。 

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    大橋 美奈子(Minako Ohashi) プーリア州在住。1999年プーリアと日本の架け橋になるべく(有)ダプーリア設立。2008年子育てのため夫の故郷Valle d’Itriaへ移住。スローライフを実践しながらプーリア仲間増殖活動中。
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    佐藤 礼子(Reiko Sato) 2005年よりイタリアの南の島、シチリア島在住。力強い大地の恵みと美しい大自然にすっかり魅せられ、ここシチリアに残ることを心に決める。現在、シチリア食文化を研究しつつ、トラーパニでシチリア料理教室を開催。また、シチリア美食の旅をコーディネートする「ラ ターボラ シチリアーナ」の代表&コーディネーターとしてトラーパニで活動中。 年に2回の東京での料理教室を始め、全国各地で料理イベントを開催、また企業とのコラボでシチリアの食文化を発信するなど、日本でも精力的に活動を行っている。 シチリアの美味しい情報はブログ「La Tavola Siciliana〜美味しい&幸せなシチリアの食卓〜」から。