『イタリア好き』本日発行 vol.4サルデーニャ州

いつもご愛読ありがとうございます。

感謝します。

お待たせしました。

『イタリア好き』vol.4 特集:サルデーニャ州本日発行です。

今回の取材は、渋谷にある南イタリア・サルデーニャ料理のお店タロスのシェフ馬場さんと行きました。

昨年の8月末のサルデーニャはまだ真夏の日差しが強く照りつけ、

空は遠く高く、海もキラキラと輝くとてもいい季節でした。

オリスターノから入り、ビッティ、ドルガーリ、オリエーナ、マモイアーダ、フォンニ、

アリゲーロ、(ネプチューンの洞窟)、ボサ、オリスターノ、カブラス、(タロス遺跡)、

カルロフォンテ、カリアリまでの約1600kmを走る旅でした。

運転は馬場さんと交代しながらでした。(ほとんど馬場さんでしたが)

そんな、ある朝の出発時に、少し朝の弱い馬場さんは、

バックをしてはいけないところでバックをしてしまい、

左後ろを少し凹ませてしまいました。

多分相当疲れていたと思います。

でも、それ以外は大きな事故も、トラブルもなく取材旅行を楽しんでいました。

北東部から南のカリアリまで、本当にいろいろな風景を目にしました。

同じ島の中にあるいくつもの顔を見ることができました。

そして、またそこに住む人々も土地それぞれ個性豊かな人たちでした。

今回は、そんなふうに移動しながら感じたままを誌面で表現できればと思い作りました。

サルデーニャの風を感じていただけたら幸いです。

読後の感想などお寄せ下さい。

ビッティの山の上の教会


ドルガーリのホテルからの景色


ヌオーロからサッサリに向かう途中のハイウエイから


アリゲーロからボサへ向かう途中

サルデーニャ特集

vol.42011年2月発行
在庫なし

美しい渓谷、高地、海岸線。
さまざまな景色を楽しみながらイタリア本土とは違った独自の文化に触れるサルデーニャの旅

地中海一の大きな島サルデーニャ島。 そこは、イタリアであってイタリアではなかった。真夏のサルデーニャを、東から西北から南へと約1600kmを走った。 山間の町ビッティでチェレスティーナおばさんは、40年間パーネ・カラザウを作り続ける。最初は家族のために作り始めたものが、評判になり今では各地に輸出されるほどに。 サルデーニャには美味しいトッローネがあると聞いていた。ジョゼッピーナおばさんは、毎日自慢のハチミツを丁寧に練り上げる。口の中に入れると、堅いトッローネがゆっくり溶け出し、自然の甘味と香りが広がる。ナッツ類の苦味と食感と相まって本当においしい。 山間の町を抜け、アリゲーロへ。スペイン統治時代の名残を残す旧市街は、観光客も多く賑わうとても雰囲気のいい町。そこでもう5代続くオリーブ農家の兄弟、アレッサンドロとアントネッロ。弟のアントネッロは広報担当。少し業界に憧れる今風の若い青年だ。輝かしい賞の数々を自信満々に説明する。 タロッスにつくと、星の輝きで読書ができそうなくらい空は星でいっぱいだった。コンティーニのパオロは、その暗闇の中で我々をご機嫌に迎えてくれた。海は暗く静かだったが、翌日、目前の海を見て、その透明な青、きっと世の中できれいな青だけをここに集めてきた、そんな海の素晴らしさに、思わず飛び込んだ。 フォルッチョおじいさんは、毎朝4時に出社して、チーズの味見をする。やさしい笑顔の向こうに、厳しいビジネスマンの顔をのぞかせる。 夜も更けてくると、カリアリのトラットリアに歌声が響く。カメリエーレのジャンパオロは、ギターを弾き、歌い、大いに盛り上げる。料理もワインもいちだんとおいしくなる。サルデーニャ島最後の夜は、最高のエンタテインメントで締めくくられた。そのめまぐるしく変化する景色に感動し、行く先々で出会う人がそれぞれの独自性を持つ、全てこの島の歴史に育まれた豊かなところだった。 そんなサルデーニャ島の旅をお楽しみください。

定期購読いただくと!

バックナンバーがもれなく3冊ついてくる!!
※どの号が届くかはお楽しみ♪

  • 1年間(4回発行)2,640円(税込)
  • 送料無料

『イタリア好き』バックナンバー

『イタリア好き』バックナンバーは単品でご購入いただけます。
*バックナンバー 1冊550円(税込)