月別アーカイブ: 2010年10月
『イタリア好き』vol.3 ウンブリア州特集 発行になりました!
ご愛読いただいている皆さま。 大変お待たせしました! 本日、第3号が発行になりました。 最終的な表紙はこちらです。
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手元に届いた時に、今回は特に嬉しく感じました。 制作に関わってくれた方たちにも感謝です。 ちなみに表紙の女性は、マッキエという村に1軒あるよろずや?のマンマ。 とっても働き者で、毎日休むことなく、パパと娘さんたちとお店を切り盛りしています。 大きな鉈みたいな包丁で、お肉だってバンバン切ります。 マンマの料理コーナーで自慢のトリュフパスタを披露してくれています。 その時は、写真に写ることを意識していたんでしょう、お店が終わってきちんと着替えて来てくれました。 この写真はお店で働いているときの姿。 これが表紙になっているのを本人が見たら、ええええーーって感じなんでしょうか。 でも、この表情が何ともいえない人柄を表していて、とてもいい写真だと思うのです。 週末~各お店で設置されることと思います。 読まれましたら、また感想もお寄せください。 発行人 松本大の”イタリア好き”という、シンガーソングライター「クサノヒロミ」さん
ある日、シンガーソングライターのクサノヒロミさんという方からメールがあった。
彼女は大のイタリア好きとのこと。どこかでこのマガジンを手にして、
興奮して連絡してくれた。
11月5日(金)に行われる彼女主催のライブイベントに、『イタリア好き』を置きたいとのこと。
会ったこともないし、音も聞いたこともなかったのですが、熱いアプローチに感激して、
新しい『イタリア好き』ファン拡大にもなるし、置かせてもらうことにしました。
数日後、イベントのフライヤーが届きました。
なんと、協力名にフリーマガジン『イタリア好き』とはいっていました。
初めて他の媒体に名前が出ました。ちょっと嬉しい。
なんだか少しずつまた広がっていきます。『イタリア好き』
クサノさん、ライブ楽しみにしています。
当日はプチイタリア語講座や、イタリアっぽいプレゼントが当たるじゃんけん大会などもあるそうです。
フライヤーもなぜかモッツアレッラの写真。僕はこういうのは好きだけどねー。
★クサノヒロミさんのHP
http://kusanohiromi.com/home.html
ここでも紹介してもらっています。
松本
彼女は大のイタリア好きとのこと。どこかでこのマガジンを手にして、
興奮して連絡してくれた。
11月5日(金)に行われる彼女主催のライブイベントに、『イタリア好き』を置きたいとのこと。
会ったこともないし、音も聞いたこともなかったのですが、熱いアプローチに感激して、
新しい『イタリア好き』ファン拡大にもなるし、置かせてもらうことにしました。
数日後、イベントのフライヤーが届きました。
なんと、協力名にフリーマガジン『イタリア好き』とはいっていました。
初めて他の媒体に名前が出ました。ちょっと嬉しい。
なんだか少しずつまた広がっていきます。『イタリア好き』
クサノさん、ライブ楽しみにしています。
当日はプチイタリア語講座や、イタリアっぽいプレゼントが当たるじゃんけん大会などもあるそうです。
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★クサノヒロミさんのHP
http://kusanohiromi.com/home.html
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松本
東京国際映画祭 WORLD CINEMA 部門 「素数たちの孤独」
「素数たちの孤独」観てきました。 あるラジオ番組で、チェアマンの依田さんも密かに薦めていました。 イタリアでは現在本が大ヒットしている。その映画化。 内容は、子供時代のトラウマを抱えながら、もがき、苦しみ成長していく男女を描く。 それは、現代社会の問題提議をなげかけつつ、せつないラブストーリー。 アリーチェ役のアルバ・ロルヴァケルは、演技に一番気を配ったこととして、 マッティア(ルカ・マリネッリ)との真摯な関係と言っていた。 この言葉が現すように、繊細な二人の関係を見事に演じている。 そして脚本も担当した、監督のサヴェリオ・コスタンツォの原作解釈が、 この映画を観る者を惹きつける作品に仕上がったのだろう。 心打たれる映画であった。 残念ながらまだ日本公開は決まっていない。 アルバ・ロルヴァケルとサヴェリオ・コスタンツォインタヴューをとっているので、 本誌かもしくはこのHPにて公開します。 アルバ・ロルヴァケルは実物もなんとも不思議な魅力を備えた女性だった。 サヴォリオ監督はローマ出身ということもあるので、イタリア好きとしては、ローマの魅力を訪ねたところ、 「・・・ローマは大嫌い」と、 でも1年うちで5月~7月頃の4日間だけ、夕方の7時頃にとても光が素晴らしい時がある。 その時だけはローマが好きになるんだって。 さすが監督、ロマンチック。視点が違う。 その頃のローマに行ってみたいな。
「第4回イタリア留学フェア」のお知らせ
『イタリア好き』はイタリア文化会館にも置いてありますが、
そこで今年で4回目となる「イタリア留学フェア」を開催されます。
この留学フェアの特徴は、
イタリア各地域から来日したイタリア語学校が個別ブースを出展し、
一堂に集まる年に一度の貴重な留学のイベント。
参加学校には、イタリア語の語学学校や、外国人へのイタリア語の専門教育を行う大学
さらに、デザイン・ファッション学校、イタリア料理の専門学校など各方面の団体が揃っています。
ご自身がイタリアで何を身につけたいかによって、選択できますね。
会場内にはイタリア本場のエスプレッソやチョコレートを味わえる、
イタリア食材のブースなども出展していますので、
美味しいイタリアが満喫しながら、留学のことを考えてみてはいかがでしょうか。
また、来場者プレゼント当日は、
会場内のプログラムにご参加いただいた方にはプレゼントをご用意しています。
奮ってご参加ください。
■時期: 2010年10月22日(金) 10:00-19:00
23日(土) 10:30-18:00
■会場:イタリア文化会館 エキジビションホール (1F)
■入場無料
共催:財団法人日伊協会 ・ イタリア政府観光局(ENIT)
後援:伊日財団
イタリア好き委員会
そこで今年で4回目となる「イタリア留学フェア」を開催されます。
この留学フェアの特徴は、
イタリア各地域から来日したイタリア語学校が個別ブースを出展し、
一堂に集まる年に一度の貴重な留学のイベント。
参加学校には、イタリア語の語学学校や、外国人へのイタリア語の専門教育を行う大学
さらに、デザイン・ファッション学校、イタリア料理の専門学校など各方面の団体が揃っています。
ご自身がイタリアで何を身につけたいかによって、選択できますね。
会場内にはイタリア本場のエスプレッソやチョコレートを味わえる、
イタリア食材のブースなども出展していますので、
美味しいイタリアが満喫しながら、留学のことを考えてみてはいかがでしょうか。
また、来場者プレゼント当日は、
会場内のプログラムにご参加いただいた方にはプレゼントをご用意しています。
奮ってご参加ください。
■時期: 2010年10月22日(金) 10:00-19:00
23日(土) 10:30-18:00
■会場:イタリア文化会館 エキジビションホール (1F)
■入場無料
共催:財団法人日伊協会 ・ イタリア政府観光局(ENIT)
後援:伊日財団
イタリア好き委員会
『イタリア好き』Vol.3 ウンブリア州 校了しました。
帰国後、1カ月と少し。 昨夜、vol.3のウンブリア州の全ての編集作業が終わりました。 いやー、今回もまた最後までバタバタとしました。 この間も読者の方から、メールやお手紙をたくさんいただき、 「次号が楽しみです」と言っていただくたびに、重くのしかかるプレッシャー(笑)。 でも、いいものができたと思っています。 皆さまの手元にお届けできるのは、来週末~11月の最初の週です。 (※設置されているお店の事情により、多少配布のタイミングが異なりますことご了承ください。) で、これが最後の最後まで表紙候補として悩んでいたもの。 残念ながら、最終的にはこれは表紙にはなりませんでした。
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本当に最後の最後まで決められなかったので、ここで特別に披露します。 発行になってから、こっちの方が良かったなんてコメントはしないでくださいね。 これから少しずつウンブリア州のことを書いていこうと思いますので、 ブログもチェックしてください。 では、発行日までもうしばらくお待ちください。 校了報告でした。 発行人 松本ウンブリア州特集
イタリア一の緑あふれる土地を自負する本物志向な狩人たちと出会うウンブリアの旅
イタリア中部のウンブリア州。周りをトスカーナ州、ラツィオ州、マルケ州に囲まれ、海岸線を持たない。緑豊かで、中世の面影を残す小さな町も多く存在する、とても情緒ある味わいのある州。
季節は、夏も終わり秋の初め。まだひまわり畑はほんのりと黄色が残り。頭を下げたヒマワリのその隣では、収穫を今かと待つブドウがたわわに実っている。あと1週間もすると収穫だ。
マッキエの森に着くと、待っていたファウストは、ジープからトリュフ犬を下し、ドンドンと森の中へ入って行った。すぐさま名犬はトリュフを見つけた。でもファウストは少し不満そうだ。そう、だってもうサマートリュフも終わりの季節。本当ならもっと大きな香り高いトリュフを見せたかったから。それでも楽しそうに狩りを続ける。
フィリップさんは、自然で育った豚を使って、その独自の配合でとびきりのサルシッチャを作る。薪ストーブで焼いて食べる。したたる肉汁と、そのうま味は他では味わえない手作りの味。
ピエールマリーニは、忙しい人気店のシェフなのに、時間をかけて丁寧に料理の説明をしてくれる。勤め人から40歳にして料理の世界に入った遅咲きのシェフ。彼の信条は母の教え、人を尊ぶ気持ちを忘れないこと。それが彼の料理やお店には随所にあらわれていた。
標高1500mの高原で、全て手作りでペコリーノを作り続けるサンドラ夫婦、一年中ほとんど休むことなく毎日チーズを作り続ける。毎朝摂れる羊乳で作られるペコリーノは、息の合った夫婦が作りだす、機会作りでは決して味わうことのできないまろやかでやさしい味。
80歳の長男を筆頭に4人兄弟の夫婦がひとつ屋根の下で暮らしながら、キアニーナ牛をエサから全て自分たちで手掛け飼育している。「我々が死んだらもうこの牧場もだれも後は継ぐ人はいない」と。でも、イキイキとして牛の世話をする。
ウンバルトは本当に心温まる人だ。その笑顔、気遣い、ちょつとした振舞い、彼が案内してくれたから、グッビオがとても好きになった。
ウンブリアに特別なことは何もない。自然の持つ力と、それを信じる人、歴史や伝統を重んじ、それで、好奇心と探究心を忘れない。純粋でいて、真剣。そんなウンブリを一番表現していたのは、ジュリオだった。時々お茶目な彼の熱い思いが、今回のウンブリアの旅を一層有意義なものにしてくれた。
ウンブリの真髄に触れた今回の旅、どうぞお楽しみ下さい。
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