プーリア州 フォトグラフォmanda

2010年6月 のアーカイブ

プーリア州 フォトグラフォmanda

2010年6月27日 日曜日

毎日35度以上の猛暑だったわけですが、

日本に帰って来たほうが暑く感じるのは、やはり湿気のせいですね。

プーリアは朝6時前には、太陽がギラギラしていましたが、

カラッとしていたのでまだ救われました。

フォトグラフォMandaは、その中デジタルだけで約7000枚も撮影したとのこと。

毎晩、ホテルに帰ってバックアップ取ってから、死んだように寝てました。

まあ、その様子は私がワインに酔って、死んだようにひと寝した後で確認した姿ですが。

(ちなみにほとんどが同室です)

取材先では、前号を見本誌として持参したわけですが、

必ず行われる儀式がありました。

そのひとつは、表紙を表に渡しても、わざわざひっくり返して、皆さん裏表紙から開きます。

しょうがないですね。左開きの縦組みの雑誌なんてイタリアには無いですから。

一回一回説明して表に返して、もう一度最初から見てもらいます。

それともうひとつは、皆さん写真がきれい、レイアウトが素晴らしいと言ってくれます。

まあ社交辞令お世辞かもしれませんが。 

(イタリアにそんなカルチャーがあるかは分からない。お世辞とか言うのかな?)

写真がきれいと言われれば、フォトグラフォMandaそれは嬉しい。

それでまた気持ちよくなって枚数が増えるわけです。

それとmandaは、同じ発音の単語もあるのでイタリア人にはとても呼びやすい名前。

かなり人気者でした。

彼曰く、枚数が多くなるのは、私のせいだと。

帰ってから写真チェックすると、必ず「あれ撮ってないの?」って必ず言うらしい。

すみません。

今回はそんな会話が交わされないことを祈ります。

真剣にトマトを撮影するフォトグラフォManda

高速でお巡りさんに捕まった時の記念写真(なんで?)

最後の取材場所で終了後、気の抜けたフォトグラフォManda

美味しい料理を前に最後に食べるのも、重い機材を抱えて歩くのも、

少しの間は解放されます。

p松本

プーリア州 フィオローネフェスタ

2010年6月27日 日曜日
今回の取材中は、季節柄たくさんのお祭りやイベントに行くことができました。

そういうお祭りやイベントにいくと、イタリアの素顔がまた見えた気がします。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                             

そんな中のひとつ、Fasano市のPezzo di grecoという町で、

フィオローネ(早生いちじく)のコンテストがありました。

フィオローネは、日本ではほとんど食べる事ができないのではないと思いますが、

この時期のプーリアではとても一般的で、庭にある木に普通になっています。

この実のあとに、もう一度実をつけます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ホレって おもむろに木からもぎ取って勧められる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回の取材中でも、取材先に行くたびに実をもぎっては勧められました。

皮は手ですぐにむけて、食べるとさわやかな甘みが口の中に広がり、

思わず笑みがこぼれます。

とても食べやすいので、すぐに2,3個食べてしまいます。

コンテスト会場では、色々な食べ方を提案しているプレートが売っていました。

やはりこれも生ハムと食べると、塩分と甘みのバランスが良くておいしい。

コンテスト会場では、色々な食べ方を提案しているプレートが売っている。

 

そのフィオローネのコンテストの、風景を見学&取材に行ったら、

イタリアのテレビ局canale7に逆取材されました。(リンクの動画33分頃に登場)

取材を受けるジョルナリスタyumiko

日本人なんか全くいないし、日本人がどう感じるかを聞きたかったようです。

取材中、毎日のようにこのフィオローネを食べていました。

行くたびに出されるので、ちょっとつらい時もありましたけどね。

p松本

プーリア取材で出会った人たち 2

2010年6月12日 土曜日

バーリから移動して、ファッジ県にあるサン・セベーロ市へ。

9日取材初日に会ったのは、在日イタリア大使の紹介で会うことになった、

サン・セベーロ市の市長ジャンフランコ・サヴィーノ氏。

二人は幼馴染で、市長のほうが大使より3歳年上だそうで、小さな頃から色々世話をしてやったとのこと。

訪問した記念に、ペナントと市長舎の描かれた額をいただきました。

多くの関係者が訪問を歓迎してくれて、思わぬところに『イタリア好き』が広がっていることに少し興奮気味。

市長舎は17世紀の修道院を利用している。

このあたりは紀元前6世紀ころから小麦の生産が行われていた、イタリア最古の小麦生産地だったらしい。

歴史ある食の町から取材はスタートした。

プーリア取材で出会った人たち 1

2010年6月12日 土曜日

8日からイタリアに入っていました。

なかなかアップできずに、すでに3日間の取材を終え、

今の状況は、食べ過ぎでちょっと苦しい感じ。

9日バーリの朝は、5時過ぎには目が覚めて、ホテルの窓から見える水平線から、

朝陽が昇るのが見えて、ドラマチィクな取材旅行の予感がした。

近くの海岸付近を軽くランニングしていて、出会ったタコ釣りにきていたおじさんたち。

タコを見せてくれたあと、地面に何度も叩きつけて身を柔らかくしてました。

なんとも大胆。

なにか行き違いがあったのか、なんだかもめている風でもありますが、

こんな風に大きな身振りで話すのもイタリアらしい光景です。

p松本

次号予告 プーリア州

2010年6月7日 月曜日

いよいよ次号の取材が近づいております。

次号は予告通り、プーリア州に行って参ります。

明日8日~20日までの12日間。

最後の2日間は久しぶりにローマの空気に触れてこようかと思います。

プーリア州はとにかく料理がおいしいと、誰もが言います。

温暖な気候と、海に囲まれた地形で野菜、魚介類は格別だとか。

また、内陸ではお肉もよく食べるそうで、この辺の食文化についてもよく取材してきたい。

帰国後、次号の発行は7月25日を予定しています。

お楽しみお待ちください。

そして、なんと!

まだ本決まりではないですが、9月にはイタリア大使館でのイベントも予定している。

情報は随時アップしていくので、チェックを忘れずに!

もちろん取材中も、ネット環境が許す限り取材日記をアップしますのでお楽しみに!

                                                   p松本

イタリア共和国記念日

2010年6月4日 金曜日

6月2日はイタリア共和国記念日。

『イタリア好き』を発行して以来本当にいろんな方とお会いする機会が増えた。

次回の取材地プーリア州の情報を集めていたら、

知人に紹介されたプーリア出身のジョルジョ・マテラさん

彼から紹介され、次回の取材地となるプーリア州のポリニアーノ・マーレ出身で、

現在大使館に勤務している、ラファエレ・パルミエーリさん。

そして彼を通じて知り合うことになった、イタリア大使のヴェインセンツォ・ペトローネ氏。

この日は、大使に招かれイタリア共和国記念日のパーティーに出席。

隣は編集の板倉さん。

大使もプーリア出身ということで、次号の取材に大変ご協力いただいています。

大使の出身地、サン・セベーロにもうかがう予定。

取材が楽しみです。

大使館には大勢の人たちが集まって、記念日をお祝しています。

イタリア大使館は慶応大学三田校舎のすぐ裏手にあります。

元は伊予松山城主・松平久松隠岐守定直の三田中屋敷だったそうです。

そしてこの庭右手の池の辺りで、大石主税良金ら赤穂浪士10人が切腹したという、

歴史的場所。

庭の奥へ進むと、静かな林の中にその記念碑があり、

イタリア語と日本語でその史実が刻まれています。

こんな気持ちのいい日に、こんな素敵な場所でイタリアを感じられる。

なんともいい気分だった。

                                                 p松本

Festa de Liguria イベント報告

2010年6月3日 木曜日

5月31日に初めての『イタリア好き』イベントがあった。

ここ麻布十番のリストランテ・ラ・ブリアンツァは、3時間の間はリグーリアのトラットリアに変身した。

奥野シェフは、このイベントを楽しみながら料理を提供してくれたし、

萬田さんの写真は、参加者皆をイタリアへ連れて行ってくれたし、

篠さんのお話は、イタリアのBARにいるかの錯覚さえ感じさせてくれた。

「イタリア好き」をキーワードに集まった仲間は、この時を十分に楽しんでいただけたようだ。

イタリア好き委員会名誉会長 篠利幸(右)さんと私(左)。

篠さんとの出会いは、私のイタリア好きを加速させた。

篠さんと行ったシチリアは忘れられない。

篠さんの乾杯で会はスタートしました。

Condjun(クンデュン 右下)リグーリア地方のトマトサラダ。

水に浸したビスケットとタジャスカ種のオリーブを混ぜるのが特徴。

Focaccia(フォカッチャ:左上)言わずとしれたジェノバ名物。

Farinata(ファリナータ:右上)ひよこ豆の粉を水で溶いて焼いたもの。

サボーナに名店あり。

In salata di polpo(イン・サラータ・デ・ポルポ)長時間ゆでたタコの下には、白いんげん豆、

アーティチョーク、ジャガイモが入っていて、オリーブオイルをたっぷりかけて混ぜて食べます。

柔らかいタコと、豆、アーティチョーク、それぞれの食感が混ざり合い、絶妙な一皿。

Furitatta di gianchetti(フリタータ・デ・ジャンケッティ)

しらすのかき揚げ。

熱々をほくほくと。文句なくおいしい。

Torta pasqualina(トルタ・パスクアリーナ)

リグーリア地方のタルト料理。昔は復活祭の料理として食べられていた。

薄く伸ばしたパイ生地を何層にも重ね、その間にフダン草、ズッキーニ、じゃがいも、

アーティチョーク、チーズの入ったクリームを入れ、卵をのせ焼きます。

卵が入るのが復活祭の料理ですね。

 Pasqualeは復活祭。

イタリアでは、36層とかに重ねることもあるらしい。

写真を見ながら、イタリアの魅力を語る篠さん。

ワインがすすみ、饒舌になってきました。

Stracci Col Pesto(ストラッチ コル ペースト)

リグーリアでは、日本で言うジェノバペーストのことをペーストと言います。

ストラッチは、リグーリア地方の手打ちパスタのひとつ。

紙のように薄く伸ばして、四角くハンカチのように切り分けたパスタ。

Straccioはぼろきれ、ぼろ紙という意味。

美味しいものの前では、皆いい顔になります。

この日のペーストは、現地で食べているように、バジルの香り、味もしっかり

チーズもたっぷりとこってりとして、。美味しい!

Focaccia di Recco(フォカッチャ デ レッコ)

これが日本で食べられるなんて嬉しい!

サイズは小さめですが、まさにあのシーンを再現しています。

焼き上がり。まさにフォカッチャ・デ・レッコの再現です。

大好評!もっと食べたーい!と皆さん叫んでいます。

さあ、これを食べにレッコへ行こう!

Bronde Cujun(ブロンデ・クユン)

干しだらのペーストは、イタリアの色々なところで食べられるものですが、

リグーリアのものはジャガイモと、タジャスカ種のオリーブオイルをたくさん入れるのが特長。

タプナードをつけて食べたりします。

ワインも、食事も進み、知らずにお隣同士で会話も弾みます。

美味しいものは、平和を呼びます。

いよいよ今回のメインの登場。

Capooun Magro(カッポン・マグロ)

リグーリアの伝統料理のひとつ。

その昔、漁師たちが船の上で、食べたのが始まりとされる。

乾パンと、野菜、魚介類を重ねて高く積み上げる大胆な料理。

人によりレシピも違うそうだが、この日は奥野シェフのオリジナルレシピ。

伊勢海老、岩ガキ、ムール貝、タコ、イカ、ほうぼう、ニンジン、ズッキーニ、などなど。

これにイタリアンパセリのソースをつけて食べます。

このボリュームと味に皆さん釘付けです。

まさにリグーリアで食べた味、それ以上だったかもしれません。

皆さん本当に大満足でした。

奥野シェフ、本当にありがとうございました。

そして参加してくださった皆様、ありがとうございました。

次回のイベントにもぜひご期待いただき、

また参加してください。

                                              P 松本浩明

                                            写真 萬田康文